「般若心経の真実」がスゴイらしい 

本日も気温高し。



明日は雨の予報なので少し作務をしておこうと夕方4時から固定式の丸ノコで薪作り。



6時まで作業したかったが、5時を廻ると薄暗くなってきて仕事がしにくくなってきたのでスイッチを切った丸ノコを抱えた元の位置に戻そうとしたらどうしたはずみかスイッチが入って歯が回転しはじめた。




コンセントを抜かずに移動しようとしたのがいけなかったのだが危うく丸ノコで切腹しそうになった。









昨年からなぜか“城”に関心があってか攻城戦、城塞、塹壕などに関した記事に眼につく。



それにしても…



歴史のもしも…を問うなら、もしも江戸城無血開城されず、縄張りだけでみれば大阪城を凌ぐ規模を有する江戸城が籠城戦の舞台となればどれほど大規模な戦闘になったか想像に難くない。




或いは幕府側が江戸城や江戸の市街に火を放って焦土戦術を用いた場合(勝海舟の回想録のなかにその可能性を示唆した一節がある)膨大な人命が失われていたかと思うと、西郷隆盛勝海舟という幕末の英傑がもたらした無血開城はもっともっと評価されるべきだろう。



本日はNHKにて「徹底解明!これが“真田丸”だ」これは見逃せない。



【関連記事】http://www.nhk.or.jp/historia/




明らかに大河ドラマ真田丸」の前宣伝ぽいが…




般若心経の真実

般若心経の真実




密林の「欲しいものリスト」に登録してあった「般若心経の真実」。





著者がインド哲学の大家で自らもヨーガを実践されていた佐保田鶴治氏なので買おうか買うまいかずっと迷っていたがネットで検索したらうちこさんの書かれた「うちこのヨガ日記」で「般若心経の真実」の感想を書いた記事がヒット。




うちこさんはヨーガの修行をされている方だが文章もメチャクチャ上手い。





一見サラリと書いておられるが言葉のセンスの見事さといい対象の本質をスパッと把握する見事さといい本当に素晴らしいのである。





うちこさんの記事を読んだらもう買わずにいられない。






本夕、届いてパラパラと開くと馥郁たる面白そうな本の香りが…幸せ…。





一見、難解で哲学的な「般若心経」




普通は…


『色は空なり、空は色なり…』



の部分が「般若心経」の核心として説かれることが多いが、



そうではない!…というのである



一番大切なのは



「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提」の呪の部分



であるという。



これは分かりますね…だって




是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚



ここのところ明らかに“鳴って”ますよね



『この呪はすごいぞ、すごいぞ、こんなにすごいぞ』



みたいな感じで(笑)




そしてなんと『般若波羅蜜多』とは菩薩(女神)であり、その菩薩を讃える真言(呪)が「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提」だというのである。



さらにさらに…



その女神も日本人が連想しがちな「優しげな女神」ではなくメチャクチャ怖い女神なのだという。




(関心のある方は「天竺奇譚」などのサイトをご参照ください)




珍しくつながったと思ったのが、連日読んでいるラーマクリシュナの「不滅の言葉4巻」でラーマクリシュナが帰依しているカーリーの姿が思い浮かんだこと。



大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉(コタムリト) 第四巻

大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉(コタムリト) 第四巻




カーリーとは「黒き者」の意味。全身黒色で3つの目と4本の腕を持ち、牙をむき出しにした口からは長い舌を垂らし、髑髏(生首)をつないだ首飾りをつけ、切り取った手足で腰を飾った姿で表される。そして夫であるシヴァ神の腹の上で踊っているという…




日本人の感覚からすればものすごい異形の女神にラーマクリシュナは全身全霊の至福と陶酔の帰依を捧げる。



こうした恐ろしげな(タントラ的な)女神への帰依をがこの「般若心経」である…




日本人に最も親しまれている経典「般若心経」の内側に、想像を越える世界が広がっているかもしれない…



…ってまだ1割も読んでないのですがワクワクしております。





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