猫住職様 帽子 結婚式

  





紅葉シーズンもいよいよ中盤。


土日は好天に恵まれ大勢の参拝者に来て頂きました。



土曜日にはなんと…



猫猫寺の小雪住職までお越しいただきました(歓喜





【猫住職とおっさんブログ(ねこ地蔵とおる)】https://ameblo.jp/nekojizo/entry-12261805826.html








お世話になっているお寺の副住職さんの結婚披露宴に招待して頂きました。





紅葉シーズンでひたすら雑事に追われて少々疲れがたまっていたのですが、公用ですから堂々と外出できます。




先日は山寺で25年に1回という大きな法要があり、導師でありながら大切な願文を忘れるという失敗をしてしまいましたので、今回も忘れ物のないようにと前日から準備。



尤も結婚式ですから忘れて困るというのはお祝いの金封くらいしかありません。



前日から何度もチェックしていざ出かけようという時に母親から「帽子を忘れてる」とチェックが入りました。






帽子(襟帽子)というのは冬の装束です。私の持っているのは1,4メート×40センチくらいの白い羽二重。これを首に掛けるのが冬の正式な装束になるのであります。




伝教大師の肖像で頭に白い頭巾のようなものをかぶっていますが、本来は防寒のためのものだったようです。天皇が寒さそうにしている高僧に自分の袖を裂いて首に巻かせた…とかいろいろ面白い逸話もあります。


お芝居の弁慶は夏でも頭に白い布を巻いていますが多分、間違いですね…本来は防寒具のはずですから(笑)


それから結婚式などで見かける角隠しという白い布もどうも襟帽子と関係あるようです。一度調べてみると面白いかもしれません。



(私は1年ほど居合を習っていたことがありますが、居合の先生は刀の先端のことを「帽子」と呼んでおられました。)





披露宴の行われたのは福知山の大きなホテル。


会場には改良服の方がズラッと…なかなかの壮観であります。






歳のせいか涙腺がゆるくなり、新郎新婦の登場だかで目頭が熱くなってしまうので困りました(苦笑)


自分の子供といってもおかしくない若いお二人ですがとてもしっかりと自分の芯を持っておられるように感じました。


素敵なお二人がお寺を守って行かれようと歩みだされるお姿は清々しくもまた頼もしく感じました。



家に帰ってカバンを開けると衿帽子と一緒に料理のナプキンが出てきました。私ももっとしっかりしないと…







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