コインの裏表 年中行事 プリキュア説法
昨年末、アメリカから届いたハガキには「ハッピーホリデー」と書かれてあった。
アメリカでは「メリークリスマス」の代わりにこの表現が使われることが多いのだという。
クリスマスという特的の宗教を取り上げる言葉を制限する動きがあり、
公的な場所にクリスマスツリーを設置することにも反対が多いのだという。
先日、お賽銭を回収したらアメリカのコインが入っていた。
コインの表面に“In God We Trust”(我々は神を信じる)と刻まれていた。
アメリカも政教分離が国是のはずで、メリークリスマスをハッピーホリデイーと言い換える一方、相変わらずコインには神を信じると記るされている…宗教との付き合いは複雑でやっかいなのである。
昨日は地域ので日待ちという年中行事に参加。
地域の人々と祈念を行い、御札を配り、その後会食する。
本来はおそらくは一夜を共に過ごし、翌日の太陽を拝するという行事であったらしい。
日をまたぐというのはいろんな意味があるが、ひとつは夜に神仏と交感したことの名残ではないかと思われる。
最近調べている神楽も長時間上演され、夜が明けるまで行われる地域も多い。
もうひとつの側面は夜を徹して語り、共食友飲するという娯楽の部分であろうか。
娯楽の少なかかった時代には夜を徹して語りあうことは楽しかったにちがいない。もちろんお酒も飲む。
地域によっては夜更けに行われるが、当地では日中の行事になっている。
日待ちの後は会食。お酒が出され大いに盛り上がる。
いつもは1時間くらいで退席するが今年はお茶とミカンで4時間ほどお付き合い。
和気藹々とした楽しい時間である。
お酒が入ると本音がちらほら…
「住職、最近、字が上手くなったね。昔はかなり下手だったけど」
とか言われるわけです(苦笑)
「仏教に関心あるんですよ」というような奇特な人もいたりして
普段、そんなふうに見えない人からそういう言葉を聞くのは大変に嬉しい。
要注意なのは
「家族は和尚のブログ読んでます」
というのもありました。
やっぱり迂闊なことは書けないわけであります…
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: Blu-ray
- 購入: 2人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
韓流ドラマにハマったおばさま状態です。
ご存知ですか?
プリキュアというのは何十人もいるのですよ!
いろんなシリーズがあるのですが、娘のお気に入りは「スマイルプリキュア」
一番悪い奴が
キングジコチュー(笑)
単に悪い奴がいるというより、世の中の悪感情の力(バッドエナジー)が反映しているとうのがポイント。
やっつけるのではなく
『浄化する』
というのが面白い。
意外にしっかりした世界観があります。
絵も綺麗だし俳優さんのアテレコも真に迫って実に素晴らしい
商業主義は否めませんが…
アニメの世界というのは思考実験の部分がありますが
“苦の無い世界”というのが出てきます。
毎日、楽しく遊んで、美味しいものを食べていればいい世界です
一見素晴らしそうにみえる世界ですが
人は一生懸命になることもなく、
ひとつのものをみんなわけあって食べることもない
充足するということは、不足から生まれる協力や思いやりを感謝を失わせる可能性があ…
日本人が一度は考えてみるべき問題を含んでいます。
やっぱり苦があり、思い通りにならないことがあったいいのではないか…などとプリキュアに教えられたのでありました。
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)
.