2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あした 浜辺をさまよえば 

【Youtube漂流記】本日も兼務している多禰寺というお寺に出かけた。 快晴である。 境内には小さな池が幾つか在るが、毎年、鴨がやってくる。 番(つがい)の鴨が水辺で戯れているのは心を癒される。 前回見つけたモロアオガエルの卵はいつの間にか無くなって…

菩提寺が重宝する話

坊主DAYS (1) (ウィングス・コミックス)作者: 杜康潤出版社/メーカー: 新書館発売日: 2009/12/17メディア: コミック購入: 10人 クリック: 70回この商品を含むブログ (28件) を見る宗教に関心の深い友人に「坊主DAYS」を貸したら、とても面白かったので自分も…

カナダからのお客様

今日は妻と子供を連れて兼務している多禰寺という山寺に出かけた。昼頃、いつもコメントを頂く関西野生生物研究所代表のK女史のご訪問を受けた。 今回は調査に合わせてカナダの国営テレビの撮影スタッフも同行されているとのこと。 女性のプロデューサーとカ…

山寺の写真日記

モリアオガエルの卵。 この時期の風物だが最近イモリが繁殖してすぐに食べられてしまうのが残念。 明日はお茶の稽古。母親はずっと探していた掛け軸をようやく見つけてご満悦。 市内の禅宗の老僧に住職が頂いたものなのだが、何と読んでいいかわからない。 …

本への愛に溢れてました

平成22年5月27日昨日、動物病院に連れていった、駄犬バロンはすっかり回復して餌をむさぼっています。やれやれである… 漫画の中にはエッセイや紀行を漫画化する作品がある。ツレがうつになりまして。作者: 細川貂々出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/03メ…

動物病院にて

朝、朝食を食べにキッチンに行くと、妻が「指が高木ブーになった」という。妻は数日前に食器を洗おうとして食器スポンジの裏側にいたムカデに指を噛まれたのだが、噛まれた指がパンパンに腫れている。 誠にお気の毒である。山寺の嫁というのはいろんな目に遇…

元気の出るスープ“ガスパチョ”

【お坊様のレストラン】 昨日、トマトが安かったので久しぶりにガスパチョにしたら家族に好評だったので、本日の夕食にもガスパチョを作ることになった。ガスパチョというのはいろんなレシピがあるが、山寺ではトマトをベースにした飲むサラダである。トマト…

読むべし!「いわゆるA級戦犯」

【山寺の本棚】本日は市内の真言宗のお寺で水子供養の法要が行われた。地蔵菩薩は水子供養の主尊とされることが多い。毎月24日はお地蔵様(地蔵菩薩様)の日であり、水子供養にこの日が選ばれる所以である。昨年、子供を授かってみて、水子という言葉が深く…

中山寺御開帳法要

【舞鶴ご近所日記】 本日は若狭観音霊場中山寺の33年ぶりの御開帳ならびに本堂の落慶法要が行われた。【中山寺HP】http://nakayamadera.jp/ 【御開帳関連記事】 http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=21587&storytop…

戒名が自分で作れます

【山寺の本棚】 明日はいよいよ中山寺のご開帳&落慶法要である。明日の法要は「庭儀法要付中曲理趣三昧」(ていぎほうようつきちゅうきょくりしゅざんまい)という法要で、地方ではめったに行われない本格的な法要である。装束もふだん付けないものばかりな…

幸せの黄色い鳥

最近、妻が「とても可愛い鳥がいる」としきりに言う。お腹が黄色くて鳴き声もとても可愛いのだという。よく庫裏の屋根に止まって鳴いていると言うのである。一体どんな鳥だろうと思っていたら、夕方、開いていた玄関の入り口から寺務所に入ってきた。 大きさ…

山寺のムカデ戦記

ムカデ戦旗 1 金掘り衆 (ビッグコミックス)作者: 森秀樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 1997/05メディア: コミック クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る この時期の厄介者はムカデである。 2日に一回くらい庫裏の中で見かける。ハサミでムカデ…

坊主DAYS 〜日本初の禅宗坊主コミック・エッセイ〜

【山寺の本棚】坊主DAYS (1) (ウィングス・コミックス)作者: 杜康潤出版社/メーカー: 新書館発売日: 2009/12/17メディア: コミック購入: 10人 クリック: 70回この商品を含むブログ (28件) を見るブックオフオンラインで注文した書籍の中の一冊である。作者(…

「お坊さんが隠すお寺の話」

本日の午前に舞鶴市の斎場で納灰法要が行われた。 斎場で荼毘に付された諸精霊を市内の寺院が合同で供養するのである。ところでここ数年、この納灰法要への参加者が急速に減っている。 故人を弔うという気持ちに大きな変化が生じているのが肌で感じられる。…

ラパン騒動

数日前、注文していたスズキのラパンが納車されたのだが、ひと騒動起こしてしまった。朝方、京都の代理店から山寺に運ばれてきたラパンを見て、絶句した。車色が違うのである。モスグリーン系=ジオン色の車色を頼んだはずが微妙な水色なのである。納車に来…

戒名は、自分で決めるな

【山寺の本棚】三十三年ぶりに行われる中山寺の御開帳法要を間近に控え、本日は中山寺で習礼(「しゅらい」予行演習および事前打ち合わせ)が行われた。山寺から中山寺までは車で15分ほどである。お寺に近づくと大勢の人が沿道で清掃作業をされているので「…

土曜日の雑感

本日は所用で京都へ。帰りに八条口で昨日紹介したカフェに寄った。 CIAO PRESSOというお店である。【関連記事】http://r.tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26007617/学生の頃はレポートを書いたり、本を読んだりするのにベローチェのような手軽なカフェに入…

京都でせんとくんに遭遇

【お坊様のレストラン】少し前に、といってもかなり前に京都駅の八条口がリニューアルして、いろんなお店が増えた。月に数回京都に行くが、八条口にあるイタリア風のカフェでエスプレッソを飲むことが多い。(名前を忘れました…)先日、たまたまカプチーノを…

森慶太「乗れるクルマ 乗ってはいけないクルマ」

【山寺の本棚】本日は地元の仏教会主催の花祭りである。 市内の大きなホールを借りて盛大に行われた。今年はお寺の奥様方がペープサートという紙人形で劇を演じられた。 台本は事前録音してあってその音声に合わせて演じるのである。私には“たぬき”の役が当…

法隆寺、その後

大学1年の夏に京都、奈良を旅行した。そして法隆寺の荘重な伽藍や仏像の数々に感激した。 法隆寺を訪れた後に京都の仁和寺を訪れた。 この時、法隆寺の興奮がまだ醒めていなかったせいか仁和寺というお寺もとても印象に残った。もし法隆寺の後に仁和寺を訪れ…

雨の法隆寺  その2  百済観音を遥拝

画家の北後美智子先生(旧姓 多禰美智子)から法隆寺に絵画を奉納する式典が行われるというご連絡を頂いた。北後先生からは丁重は招待状が送られていたのだが、いろいろ手違いが重なって招待状が山寺に届いたのは私が出発した後だった。最初は改良服で出かけ…

雨の法隆寺

【お知らせ】 昨日、HPを少々更新致しました。ご笑覧下さいませ http://ujimaccya69.hp.infoseek.co.jp/ ********************************************************************* 急遽、奈良の法隆寺に行くことになり、先ほど終電で戻って来ました。 さすが…

とにかく必見ですっ!『浅田真央が戦ってきたもの』

【お知らせ】本日、HPを少々更新致しました。 ご笑覧下さいませ http://ujimaccya69.hp.infoseek.co.jp/ ********************************************************************* 最近はエコという言葉がすっかり定着したようです。よく考えると経済活動の…

『早くこちらにいらっしゃい!』

毎月8日はお薬師様の日。8日は以下のブログを御笑覧頂ければ幸いです。合掌【http://blog.chatta.jp/y49/】本日は西国観音霊場二十九番札所松尾寺で卯月八日の法要が行われ、私も出仕させて頂きました。 卯月八日の法要では全国的に見ても珍しい仏舞が行われ…

太極拳、復活す?

久しぶりに数日、山寺を留守にした。帰ってみると境内のもみじの新緑がとても鮮やかになっていた。もみじの葉は濃い緑になる前に薄い黄緑がかった葉の色になる。それがとても美しい。もっとも相変わらずカメムシが多くて閉口する。良いことばかりではない… …

魂に響く歌

【Youtube漂流記】雪が少なくて暖冬だと思っていたら、春になっても朝晩は身に沁みるほど寒い。未だにストーブを焚くこともある。さらにカメムシが異常なくらい発生している。『京都の鈴虫寺』に対抗して『丹後のカメムシ寺』とか呼ばれそうである。なんとか…