山寺のムカデ戦記
- 作者: 森秀樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/05
- メディア: コミック
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この時期の厄介者はムカデである。
2日に一回くらい庫裏の中で見かける。
ハサミでムカデの体を切断してもなかなか死ない。頭部を切断された胴体が平然と動き回るのはかなり不気味である…
妻は常々ムカデ大嫌いを公言していて、山寺に嫁いでムカデを見るようになってから
「ゴキブリが可愛く見える」
と言うようになった。
動物が大好きな妻は口蹄疫で殺処分される牛達が可哀想だといい、「代わりにムカデを全部焼き殺してほしい」と過激なことまで言う。
ムカデは湿った所や暗くて狭い場所が好きで、植木鉢の下、水周りや床に置かれた衣服の中などは要注意である。
そして今朝はとうとう妻がムカデに手を咬まれてしまった。
妻が台所のスポンジを使って食器を洗おうとしたら、スポンジの後ろに隠れていたムカデに指を咬まれてしまったという。かなり痛いと言うので、昼食は私が作ることになった…
本日の夕方、入浴して檀家さんに頂いた自家製のヘチマタワシで頭皮をごしごし洗っていた。(←かなり気持ち良いです!)
ふと眼の前の洗面器を見ると、洗面器のお湯の中でかなり大きなムカデがもがいているではないか。どうやらヘチマたわしの中の空洞に潜んでいたらしい、危うく頭を咬まれるところだった…
ムカデ退治の方法としては熱湯をかけるのが良いとされる。台所のシンクでムカデを見つけたらポットのお湯をかけて退治することが多い。
洗面器の中の40度ほどのお湯に使ったムカデはまもなく死んでしまった。
それほど高くない温度のお湯でもムカデを退治できることが分かったのは結構だが、ムカデは暗いところに潜んでいるので全く油断も隙も無い。
ムカデとの戦いは当分続きそうである…
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