2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

タイのお坊さんが午後に食べてもいいもの  ホワイト学割の裏技

【庫裏の前に4、5本の百日紅があるが、一本だけ満開。鮮やかな色が心地よい。】 タイの上座部仏教は托鉢、僧院での集団生活、戒律重視など古代仏教の面影を濃く留めている。 僧侶が守るべき戒律は227もある。 僧侶は午後以降には食事を摂らないが、この場…

心を癒してくれるちょっとした風景

ここ数日忙しい日が続く。 夏の一瞬の風景が心を癒してくれる。 それはとてもありがたいことだといつも思う。 【朝、妻が見つけた脱皮したばかりの蝉】 【夕立ちに打たれる新緑】 【日暮れの空の色】 今日も良き一日でした。合掌 にほんブログ村←いつもご訪…

林間学校終了    娘にビリビリ痺れてます 

毎年恒例の林間学校が無事終了。 やれやれ… 【第1日目】市役所裏の桟橋より遊覧舟をチャーターして舞鶴湾遊覧 裏山登山2時間 火力発電所見学 夕食(ふるるファームにて自然食バイキング) 工作(手持ち行燈) 花火 【第2日目】ラジオ体操 裏山登山 座禅 工…

明日は林間学校 フェイスブックは危うい? 宇宙に響く聖なる音

本夕は地元の真言宗寺院智性院で恒例の火祭りが行われた。行事の中心は柴燈護摩で、焚かれた炎が3メートルくらい立ち上ることもあって圧巻だった。 智性院の御住職は近年「京極マリア祈りの里」というNPOを立ち上げて京極マリアの顕彰と地域の活性化に尽力さ…

電車の風景

古い女性の友人と話していたら電車で座席を譲るべきかという話題になった。その友人は若い頃、年配の男性に席を譲ろうとして声をかけたら、車内の響き渡るくらいの怒声を浴びせられたという。その友人はとても優しい性格で、その彼女がとても傷ついたのだと…

夏にゴーヤー料理 お坊さん懇談中 宇宙はフラクタル?

東洋医学では夏には「苦いもの」「赤色のもの」を食べると良いとされているそうである。苦みの強いゴーヤーなどはその最たるものかもしれないし、夏に苦いビールが美味しいとされるのもそのせいかもしれない。そう言えばスイカも赤い食べ物である。 今年は緑…

夏への扉  軽トラックに後光さす   「元伊勢籠神社御由緒略記」

夏は子供の季節。 娘は妻と毎日、境内の向かいの公園を散歩して川遊びするのが日課。 娘は一人の時は思いっきり遊ぶのだが、他の子供がやってくると突然態度が豹変。ひたすらじーっと相手を観察するのである。じーっと、じーっと、じーっと… 将来は野鳥の会…

自家製梅ジャムトースト 密教は超えていく力

毎年、妻が梅林で採れた梅でジャムを作る。甘さをかなり押さえて、ジャムというより梅ペーストに近い。 暑い時期にはさっぱりとして朝食にはぴったりである。最近はトーストに薄くバターを塗って梅ジャムを載せたものと紅茶に生姜と黒砂糖とオールスパイスを…

夜の護摩修行  チベット高僧の読経ヒーリング

大事なことをまず最初に… 『なでしこジャパン世界一』 本当に良かったですね!今晩は妻とハーゲンダッツで祝杯をあげました! 本夕は市内のD寺にて柴燈護摩。 本堂でお勤めの後、境内で護摩焚くのだが、お勤めを終えて回廊に出ると相当な強雨… 御住職の英断…

夏野菜レース 栃木県壬生にシャアザクができる?

それにしても暑い… 草刈りするポイントはいくらもあるのだが昨日は日中に外で作業する意欲が湧かず、夕方5時から草刈りを2時間。それでもやっぱりこたえたらしく夜になって少し気分が悪くなった。 いくら日差しが弱まっても地熱が上がっているので夕方でも…

日本の極宝『螺鈿紫檀五絃琵琶』

先日、奈良博の職員の方が深沙大将を出陳の為に来寺された時、お土産に昨年の正倉院展の図録を頂いた。表紙は『螺鈿紫檀五絃琵琶』である。 聖武天皇が56歳で逝去された後、光明皇后が天皇遺愛の品々600点以上と薬60点以上を東大寺に献納したのが正倉院の始…

水辺は子供の王国 ナスの焼びたし

リビングの照明が落雷で壊れて、翌日、新しい照明器具を買ったのだが、天井の接続端子が古いタイプで使用できないことが判明。取り合えず隣室の照明をはずしてリビングに設置して、急場をしのいだが、さて工事して新しい照明を導入すべきか、量販店にクレー…

我が家に光を!  暴力追放推進協議会に参加

本日もバタバタの一日。 一昨日の落雷でリビングの照明が使用不能になった。 暗いリビングというのは相当にテンションが下がる。 食事する意欲も失せてしまうほど。 家族団欒の場は明るくないといけないといというのが改めて分かった。朝一番で家電量販店100…

落雷に住職の天然ボケ炸裂

午前10時頃、団体参拝でこちらに向かっている広島の旅行会社から電話連絡。現在、岡山県を通過中だが土砂降りで、そちらの天気はどうかという問い合わせ。こちらは快晴で猛暑になりそうと伝えた。 ところが電話があってから1時間ほどで雨が降り始め、昼前に…

舞鶴湾を望む  おじいさんは山へ柴刈りに…の「柴」とは?

本日は兼務寺院の多禰寺へ留守番に。 駐車場からは舞鶴湾が一望。快晴なので良い眺めである。 かっては日本海軍の艦艇が、戦後は引き揚げ船が航行していたかと思うと不思議な感慨を感じることがある。 深沙大将が奈良博へ出展のため搬出。帰山は8月末とのこ…

絶品トウモロコシ来る 虫刺さされの特効薬 娘と海へ 

午前中は兼務寺院で檀家さんの奉仕作業。去年は調子にのって炎天下で草刈りしていたら帰宅してから熱中症になってしまった。今年は時々、日陰で作業して調整。 山寺に帰ってくると地元の信者さんからトウモロコシの差し入れ。これが… まことにうんまいのであ…

夏の空色 山寺のビームサーベル 深沙大将の属性の謎

地元の信者さんからトマトと人参の差し入れを頂きました。人参は妻がシチューにしてくれましたが「これぞ大地の恵み!」という素晴らしい味でした。 空の色が夏めいてきました。夕方になると、空は刻々と不思議な魅力的な色に姿を変えて行きます。夏の夕方、…

10気圧防水の時計はやめたほうがいい お薬師様の御利益ぶろぐ

当地の真言宗の葬儀は導師と役僧2名で行われるのが伝統的な様式である。最近は導師のみで行う独僧という葬儀が増えつつある。 都会では特に多いと聞くが、田舎ではまだまだ3人で葬儀を執り行うことが多い。 先日、ものすごく久しぶりに独僧を依頼された。役…

白糸の由来 ブログの功徳  この世は愉しい布施世界

タクシーの運転手さんと話をしていたら地元の歴史の話題で盛り上がった。東舞鶴は軍港として造成、整備されたが、以前は駅のあたりまで白砂の浜が続いていたという。確かに駅周辺一体に“浜”という地名が残っている。往時は素麺をつくることが盛んで、浜辺に…

内閣退くかいな  お坊さんを痛い目に合わせる 

少し前に確か産経のコラムに回文が載っていた。 内閣退(の)くかいな 「ないかくのくかいな」…関西人でないとこの迷惑げなニュアンスはちょっと分かりにくいかもしれないが。 玄海原発が再稼働の気配だが、<玄海原発が一番危険>という話はどうなったのか……

泣いてもパンツは出てこない

まだ7月初旬だというのに暑い! というわけで妻は毎日のように娘を行水させる。 夏にむかってまっしぐらに近付くこの時期、明るい陽光の中で見る幼児の肢体というのは美しい。別に自分の娘だからというわけではないだろうが。 純粋で、健康で、透明で…人生の…

認識がゴロゴロひっくり返される喜び 〜大内正伸「植えない森づくり

朝方、檀家さんのおばあちゃんから夏野菜の差し入れ。 いつも一生懸命働いている大好きな檀家さんである。 今年は全体的に不作とのこと。良い果実を選んで持ってきて下さったらしく、トマトはどれも立派。一生懸命、トマトを選んでおられる姿が眼に浮かんで…

刃牙、見事に脱力す

先代住職である老僧からいろんなことを引き継いでいるがなかなか上手くいかないこともある。今年は梅林の消毒ができずソバカスだらけの梅になり、収穫も殆どできずに終わった。 ちょっと残念…それでも妻は今年も梅の実でジャムを作ると張り切っている。 私は…

和尚、ベルサイユ宮殿にて顔色を失う

昨日は法務で関東へ。訪問したお宅は、お寺と歴史上の縁故の或る方である。 この方の御自宅は外見は瀟洒な、それほど目立った印象は受けない。 だが一歩中に足を踏み入れると膨大な美術品や工芸品が所蔵されている。 取り分け応接間は圧巻で御主人が若い自分…