夜の護摩修行 チベット高僧の読経ヒーリング
大事なことをまず最初に…
『なでしこジャパン世界一』
本当に良かったですね!
今晩は妻とハーゲンダッツで祝杯をあげました!
本夕は市内のD寺にて柴燈護摩。
本堂でお勤めの後、境内で護摩焚くのだが、お勤めを終えて回廊に出ると相当な強雨…
御住職の英断で決行したのだが、御住職が願文を読み、修法を始められると
いつの間にか小雨になり、終える頃には殆ど雨が上がっていた。
時間が経つにつれてさらに雨勢が強くなると覚悟していたのだが、これには少し驚いた。
「法力で雨を止めて頂きました」と御住職に言ったら「御本尊様、お不動様の御蔭ですよ」と嬉しそうに仰っていた。
焚かれた火炎は10メートル近く真っすぐ立ち上り、火の粉を纏った火の柱になった。
火の粉が螢のように見えた。
今回の護摩では燃える炉を見ていると、心が静かになって、何か引き入れられていくように感じた。
真言宗では火を焚くことに重要な意味があるが、その不思議な力の一端を改めて感じたように思う。
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たまたま書店で「チャクラ」という雑誌を見かけた。
パラ読みすると内容は相当玉石混交の様子…
ただ「チベット高僧の読経ヒーリングCD」が附録でついているというので思わず買ってしまった。
附録のCDは「アマナマナ」という会社が出しているCDから抜粋したものである。
【アマナマナHP】http://www.amanamana.com/
高僧といっても個人ではなく、複数の声による真言や読経が歌うように続く。
聴いていると確かに心地よい。
もうしばらく聴いて感触を楽しもうと思う。
「チャクラ」の記事を読んでいたら、アムチと呼ばれるチベット医学の医師が高山植物を採って読経し、お香や薬を作るという記述があったが、古代では医療と祈祷が深く結びついていたようだ。
正倉院展の図録を見ていたら、聖武天皇が崩御された後、天皇に長年仕えていた人々に恩賞があったと書かれてあって、「看病にあたった126人の禅師にも褒賞」があったとされるが、この禅師とは仏僧のことなのだろうか。少し興味が湧いた。
アマナマナを設立した栗原美幸さんという方は最初、チベットに行って、その歴史の苛酷さや生活の厳しさに思わず支援を申し出たところ、「日本には自殺や引きこもり、心に悩みを抱えているひとは何十万人もいる。私達が日本の皆さんの心を癒すのであればいくらでも協力したい」と言われて眼から鱗が落ちたという。
中国侵攻後のチベットの悲惨な歴史は知れば知るほど恐ろしく悲しい。
だが、日本人の内面にある深い深い心の傷についても私達はもっと真摯に向き合うべきなのではないかと思う。
だがその傷の深さに向き合おうとすればするほど自分の不明と愚かさを苦い思いで見つめることがある。
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