2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

お土産はお灸とロールケーキ

【山寺子育て日記】 お盆の忙しさに紛れて子供に会いに行く暇がなかった。 というわけで昨日は急に思い立って3週間ぶりに子供の顔を見に妻の実家へ出かけた。妻の実家に着いて早速、わが子を抱き上げると、まだ産毛しか生えていない眉を曇らせこのオジサンは…

老僧VSスズメバチ

庫裏の屋根裏にスズメバチが巣を作った。 昨日、無謀にも何の防護対策をせずに老僧(住職)が屋根裏に上がっていった。(←一応止めました) あんまり遅いので心配になってきたところへ老僧は無事生還してきた。 垂木と屋根の間に指が入るくらいの隙間があり…

スイーツ巡業してみたい!

本日は市役所で蜂用の防護服を借りて、天井裏へ…だが昨日発見したと思ったスズメバチの蜂の巣はすでに昨年以前のものと判明。(蜂は毎年新しい巣を作るのである) 問題の蜂の巣は人間が通れないような軒の中に作られているらしい。蜂用の防護服はまるで大昔…

屋根裏の困った住人

困ったことになった。 屋根裏にスズメバチが巣を作っているのである… 私の住んでいる庫裏は平屋だが、しばらく前から、スズメバチが軒下から出入りし始めた。「現代農業」に載っていたスズメバチ用のトラップというのを作って軒に下げてみたが、戦果は一匹の…

 <心の傷>との出合い

時々、自分の心の傷跡に触れてみることがある。そして心というのは不思議なものだな…といつも思う。 僅か数時間前のことも思いだせないのに、数十年前に言われた一言が未だに心に残っていることがある。 幼稚園の送迎バスに乗った時、隣に座った女の子が掌に…

人生の宝物

昨日、地元のお寺の地蔵盆※の法要に参加させて頂いた。 それを以って今年のお盆の行事は全て終了である。 帰ったら急に力が抜けてばったりと布団へ倒れこんだ。久々にブログの更新をお休みしました。 子供の頃は地蔵盆がとても楽しみだったが(「地蔵盆が楽…

「いろは歌」の奇跡 (続) 

さて、前回の続きである。 有為の奥山今日越えて 3句目は少し分かりにくい。 「有為」とは仏教用語では「無為」の反対である。 「無為」は常なるものであるのに対して常ならざるものである。 「有為転変」という表現があるように有為の世界は変化し、止まる…

「いろは歌」の奇跡 

色は匂へど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔ひもせず 最近、法事の時に「いろは歌」を歌うことがある。 「いろは歌」は真言宗系の僧侶なら誰でも知っている宗歌である。 この「いろは歌」は御詠歌を専門に修めた方が歌うと…

野生生物の供養

境内の百日紅(サルスベリ)が咲き始めた。 サルスベリは強健で花期も長いのだが、樹高が高くなると手入れが大変だと思っていたら、樹高が1メートル前後にしかならない品種を見つけたので5、6本買ってみた。 色も赤、紫、白などいろいろである。白い花が…

刻まれた国旗の下に

久々に「エッ!」と絶句するようなニュースがあった。 民主党の鹿児島県の霧島市で8日に開かれた民主党の衆院選立候補予定者の決起集会で2枚の国旗を切り刻んで重ね、民主党旗として掲揚していたというニュースである。もちろんこういうニュースは京都新聞に…

親バカの歌

【Youtube 漂流記】 子供が出来て親になり2週間になる。 妻と子供は妻の実家にいるので子供がいるという実感は全然ない。 時々妻から届く子供の写メールと手元にある子供の写真が数枚。それが親としての実感の手がかりである。 実感はないのだが時々子供の行…

ペパーミントの花  五老岳

本日の夕方4時で今年のお盆の行事は全て終了です。 絵文字的にはこんな感じ… \(^o^)/ 忙しさを過ぎると急に風景が違って見えるからおもしろい。 キッチンの裏手にペパーミントが群生している。 少しだけ肥料をやったらどんどん大きくなり、もう60センチく…

 戦没者供養の試み

本日は兼務しているお寺で施餓鬼の法要がおこなわれた。 昨年から気になっていたことがある。 お寺の年忌の法事は50年忌の次は100年忌である。 ということは先の大戦で亡くなった方の法事はこれから30年以上にわたって行われないことになるということである…

 祖霊を感じる風景

本日の夕方6時半に棚経が終了した。 お盆の忙しさも半ば過ぎたように感じて安堵している。 明日からは5つのお寺で施餓鬼に参加してお盆期間は終了である。 棚経に廻るために村に行くと、玄関や道路脇に見慣れない車が止まっていると大抵は帰省した家族や親…

 お盆の秘密兵器

土の色まったく白し炎天下 星野立子 お盆の忙しさもいよいよピークへ。 午前7時からお参りを始めて終わりが午後7時過ぎ…50軒以上廻っただろうか。 おまけに本日は昨日とうってかわって酷暑である。強烈に湿度が高い。 接待で出されたお茶を飲むとたちまち汗…

 お墓しらべ

雨蛙芭蕉にのりてそよぎけり 榎本其角 本日も小雨が降る。 昨月の舞鶴の日照時間は例年の37%とのことである。異常気象といっていいだろう。 植物にとって日照時間というのは決定的な意味を持つものらしい。山寺のトマトも3分の1が枯れてしまった。収穫…

 雨の棚経

棚経というのはお盆に檀家さんや信者さんのお宅にお参りすることである。 近年は異常といっていい酷暑である。その暑さの中を限られた時間内に家々を廻って行くのでかなりハードなスケジュールになる。お寺の年中行事の中で最も大変なものである。 炎天下で…

<おっちょこちょい>と風水の話

お坊さんというのは落ち着いているというイメージがあるが、私は自分でもかなりおっちょこちょいな性格だと思うことがある。これは人にもよく言われるので間違いない。 数ヶ月前も新幹線で東京に行き、地元まで帰ってきて改札を出る時に切符を取り出そうとし…

 お薬師様のご利益ブログ

本日は8の日=お薬師様の日です。 本日はこちらのブログをご照覧下さいませ。合掌 →http://blog.chatta.jp/y49/にほんブログ村←応援どうぞよろしくお願いします!

 懐かしきスパゲッティ

昨日のお昼のパスタが残ったので、炒めてケチャップであえ、粉チーズと乾燥したパセリを少々振ってみた。 食べてみるとすごーく懐かしい味である… 昔は「パスタ」ではなく「スパゲッティ」と呼んでいたし、“アルデンテ”とか小賢しいことも言わなかった(笑)…

 身体の風水  心の風水

最近少し期待して読んだ本が来村多史氏の「風水と天皇陵」(講談社現代新書)である。風水と天皇陵 (講談社現代新書)作者: 来村多加史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/18メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 日本の歴代…

お盆前に<風水>を考えた

お盆というのはお寺にとって一番忙しい季節だが、お盆前も実は忙しいのである。 施餓鬼や棚経といった行事の準備をしないといけないし、「いよいよ一番忙しい季節が始まるぞ」という心理的なプレッシャーも大きい。 今年はそれに加えて林間学校があったり、…

 「新・話の泉」

当地舞鶴では先月の日照時間は過去最短だったとのこと。今日は久しぶりの快晴である。 本日からようやく梅干を天日に干す作業を行った。本来は土曜干しといって先月末には終っているはずの作業なのでが、曇天や雨天が多くて今年はまだこの作業ができていない…

ルノアールは無邪気に微笑む

出産で入院中の妻の病室に一泊した。 生まれた直後は真っ白で、少し不気味で、不思議な生き物に見えた赤ん坊がたった数日で紛れもない“赤ちゃん”に変わりつつある。 お盆はお寺の一番忙しい時期だが、お盆前というのもお盆の行事の準備があったり、来客や電…

 ネット縁×地域の縁=?

入院中の妻にメールで様子を尋ねると全身痛くて、後陣痛もあり「痛みの総合商社」とのこと。 表現はちょっと古いですが(笑)とにかく大変そうです… 知人のブログを探していて面白いサイトを見つけた。 【にほんブログ村】http://www.blogmura.com/ この中に…