お盆前に<風水>を考えた


お盆というのはお寺にとって一番忙しい季節だが、お盆前も実は忙しいのである。

施餓鬼や棚経といった行事の準備をしないといけないし、「いよいよ一番忙しい季節が始まるぞ」という心理的なプレッシャーも大きい。

今年はそれに加えて林間学校があったり、法事にお葬式、それに妻の出産まで加わったので忙しいことこのうえない(このブログを書いていてまだ子供の名前を決めていないことに気がついた!)

私はのんびりするのは得意中の得意なのだが、物事を要領良くテキパキこなせるほうではない。
妻から経理も引き継いだのだが、このお寺の経理など簡単なはずなのに電卓で20個ほどの数字を数字を足し算すると何回やっても合わなかったするのである…



忙しくなっていよいよ頭回らなくなったらしく、先日も13回忌の法事で話をしようとして「13回忌」を

「13周年」

と言ってしまってちょっと焦った…

ところで最近、考えるのは<風水>ということである。

<風水>という言葉にはいろんなイメージがある。

風水というのは玄関に黄色い皿を置いて金運アップするとか赤いノートを持って恋愛運の改善といったおまじないの一種だと思っている人が多いが、人間の行動と環境と意識を整え、良い影響や作用を作り出すことで人生を改善していく方法論として風水を捉えられないかなと考えているのである。

例えば部屋を片付けたり、物事をテキパキ処理したり、仕事にやる気が起きたり、快適な環境で仕事や家庭が営めたり、自分の心の整理といったことも含めて広い意味でので<風水>という切り口で考えているのである。これはかなり実用的ではないだろうか。

ひとつの結論は掃除と整理整頓が極めて大切だということである。

環境が整っていると明らかにやる気が出てくる。そして実際に物事を処理しようとしても周囲が散らかっていると、必要なものがすぐに出てこなかったり、やる気がそがれたりするのである。この差は大きい。


もっとも忙しいお盆前にこんな余分なことを考え始めるから眼の前のことが片付かないのだ…とツッコミがはいりそうである。
用件にタイムリミットを設けて優先順位の高いものから片付けるのも風水の大切な鉄則である。


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