お盆の秘密兵器
土の色まったく白し炎天下 星野立子
お盆の忙しさもいよいよピークへ。
午前7時からお参りを始めて終わりが午後7時過ぎ…50軒以上廻っただろうか。
おまけに本日は昨日とうってかわって酷暑である。強烈に湿度が高い。
接待で出されたお茶を飲むとたちまち汗が吹き出てくる。
炎天下の棚経で重宝するのが腕貫(うでぬき)である。
竹で編んだただの筒なのだが、これを腕にはめて衣を着ると、肌と衣の間に隙間ができ、体が動くたびに衣の中に外気が入ってくる。体感温度で2、3度は涼しく感じるというスグレモノである。これを発明した人にノーベル賞くらい上げたいと思っているお坊さんは多いはずである。
炎天下で汗を流すと、私はとたんに生ジュースが飲みたくなる。
昨年来のマイブームはゴーヤー入りの生ジュースである。
今月の「現代農業」に野菜を種ごと食べる話が載っていて、さっそく応用してみた。
洗ったゴーヤーを種やワタごと、つまり丸ごと5ミリくらいにスライスして、バナナ、グレープフルーツのジュースとブレンダーにかける。
飲んでみると種の感触もあまり気にならない。食後にモリモリ元気が出てくる感じがする。
夏バテ気味の時はどうも苦味のある果物や野菜が効くという気がする。
お昼はサラダの代わりにトマトとピーマンのガスパチョを飲んだ。
荒く切ったトマトとピーマン(ピーマンも種ごと)に水少々、オリーブオイル、りんご酢、塩、胡椒を入れてブレンダーにかける。
こちらも夏バテ気味の体に染み透るように美味しく感じる。
多分、生の野菜や果物には体の必要とする何かが含まれているのだろう。
それから自家製の梅のエキス少々。
行く先々でお茶を頂くのでお腹を壊さないようにするためである。
住職に言わせると出されたお茶を飲んでいたらキリが無いというのだが、いちいち断るのも面倒なので私は殆ど飲んでしまう。私は出されたものを断るのが苦手なのである。喉を使うので温かいお茶が一口くらい出てきたら理想的だが、そういうわけにはいかない。
氷をどっさり入れた麦茶を大きなグラスについでもってこられたりすると、かなりドン引きなのだが相手は純粋に好意でもって来られるのだからついつい飲んでしまう。すぐに飲み込まず口の中を転がして人肌にして飲むというテクニックまで身に付けた(笑)
予報で明日は雨とのこと。
大雨にならなければよいのだが…
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