明日は林間学校 フェイスブックは危うい? 宇宙に響く聖なる音
本夕は地元の真言宗寺院智性院で恒例の火祭りが行われた。
行事の中心は柴燈護摩で、焚かれた炎が3メートルくらい立ち上ることもあって圧巻だった。
智性院の御住職は近年「京極マリア祈りの里」というNPOを立ち上げて京極マリアの顕彰と地域の活性化に尽力されている。
お寺の活動も年々多様化しているが、こういった新しい試みもそのひとつだろう。
【智性院山門にある京極マリアの石像】
明日から地元仏教会の林間学校。
…だが私は明後日からだと勘違いしていたのである。
私は2人の御住職を車で送ることになっていた。
私が迎えに行くことになっていた御住職から電話があり「明日の件どうします?」と聞かれて私はてっきり先方が日程を1日間違えていると思って笑っていたのだが、要項を確認したら間違っていたのは私のほうだった…
大迷惑をかける寸前で回避できたので一安心である。
もっとも今回の宿泊先は大浦ハイランドという施設で舞鶴市内のあり、兼務寺院の多禰寺から5分ほどのところである。
毎回、赤字運営の行事なので少しでも経費を安くするために近くのお寺の住職は宿泊せずに帰宅して翌早朝から参加。
経費削減のためとはいえなかなか涙ぐましい努力である。
勢いでフェイスブックを始めたが開店休業状態。
最近、フェイスブックのサービスについて疑問に思ったことがある。
フェイスブックで大学依頼の友人から「友達になりませんか」とリクエストがあったので承認した。
暫くしてこの友人と共通の友達である同期生A氏の動向が気になった。
時々3人で遊んだ仲の良い友人である。
念の為、フェイスブックでA氏の名前を検索したがヒットせず。
…ところが、しばらくして、このA氏から「友達リクエストを断りたい」という趣旨のメールが来たのである。
私はA氏の名前を検索しただけである。
ところがA氏には私から友達リクエストが届いていたというのである。
SNSサービスというのは多岐に渡っていて、初期設定みたいな部分にそういったものが組み込まれているのだろうが、最近できたばかりのサービスだし、全体を詳細に把握して始めたわけではないので自己責任といわれればそれまでである。
ただユーザーが誤解したり、予想外の結果をもたらすような内容については分かりやすく説明する責任はあるだろう。
フェイスブックのサービスの在り方というのはひたすら交友関係を広げ、深め、拡大していくというベクトルを持っているようである。
時々、よく知らない人から友人のリクエストがくるが承認をためらう場合もある。
HNでしか知らない人から誘いがあっても当然本名は分からない。
ここらへんの判断はかなり微妙…
どんなサービスにも正負の両面があるが、新しいからといってなんでも飛びついて痛い目に遭うこともあるだろし、結果を見極めてから…とグズグズしていると出遅れることもある。
なかなか難しいものである…
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読みたかった「図説ヨーガ大全」をアマゾンで購入。
密教としてのヨーガに多くの記述がさかれている。
ヨーガを手掛かりに密教を再検討すると面白い発見があるのではないかというのが最近考えていることである。
伊東氏によれば後期密教のなかでハタ・ヨーガが育まれ、チャクラというコンセプトを打ち出したのも仏教だとのこと。
身体を手掛かりに解脱をもとめたヨーガは日本の空海による密教(中期密教)
にリンクしているという…
まだ読みはじめたばかりだがなかなか興味深々な内容である。
林間学校が終わればじっくり読みたい。
「オーム(OM)」というのは聖なる音である。
バラモン教、ヒンドゥー教、仏教、ヨーガなどで多用される。
仏教の真言にはいろんな種類があるが冒頭は「オン」という言葉であることが多い。
この「オン」が「オーム」である。
声明では「オーン」と発声される場合もある。
「阿吽の呼吸」の「阿吽」も「オーム」であるとされることがある。
Youtubeで「OM」を検索するといろんな動画が得られる。
下記もそのひとつ。全篇に「OM」が繰り返されている。映像がダイナミックで心地よい。
インドでは神の光を意思を持った音として捉えた。
私達が普段唱える真言の響きの中にそのインド的感性は息づいているはずである。
仏教を生んだ古代インドの人々にとってこの世界がどのように感得され、観じられていたのか。誠に興味の尽きない問題である。
【多禰寺金剛力士像 吽形】
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5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。
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期日は10月30日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。
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『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』
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