土曜日の雑感

本日は所用で京都へ。

帰りに八条口で昨日紹介したカフェに寄った。
CIAO PRESSOというお店である。

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学生の頃はレポートを書いたり、本を読んだりするのにベローチェのような手軽なカフェに入り浸っていたが、田舎だとまずカフェそのものが無い!カフェがあってもゆっくり本を読んだりできる雰囲気が無い。これなどは残念なことである。

地元に帰省して間もない頃に喫茶店の看板に「ザ、コーヒー」と書いてあった。
「ザ・コーヒー」でもすごいのに句点とは…と頭がくらくらした。地元にももっと気軽に長居できるカフェがほしいものである。

ただ常連さんばかり多くて一見さんには冷たいお店も敷居が高い。良いお店というのはなかなか無いのである。

近場だとパスタやサンドイッチの美味しい駅前の十番館か松尾寺の門前の流々亭という素敵なお茶屋さんがある。

一度行ってみたいのが市内の「イーマ」というお店。(「居間」にいるようにくつろげる空間という意味らしい。なかなか素敵なネーミングである)それから西舞鶴の「coco.R」というお店。

それにしてもふだんカプチーノを飲まないせいかCIAO PRESSOのカプチーノはとても美味しく感じた。そ
してこのお店のせんとくんを描いたカプチーノはかなり有名らしい。

それにしてもクドイようだが

なぜ京都でせんとくんなのか?

このお店は近鉄系だそうなのでそのあたりも関係がありそうである…


帰りに高速バスで京都縦貫道を走っていると空がとても綺麗だった。

薄い青色の空にふた筋の長い雲がかかっていて、それが淡い金色とも黄色ともつかない色に光っていた。

綺麗な空を見るたびにいつも思うのは、空の美しさというのは人間の作り出す文明や芸術を遥かに超えた英知や美を表しているのではないかということである。

圧倒的なスケールや千変万化する精妙さ。
色や形だけではない。
雨が降るということも少し別の角度から考えればとても不思議なことではないだろうか。空一面から水滴が落ちてくるということは不思議ではないだろうか。時に穏やかに、時に激しく。雷鳴や稲妻さえ伴って。

そして太陽の暖かさ、冬の寒気の冷たさや風や雪までも、それら全てを芸術と見なすならばなんと壮大な芸術だろうかと思う。


バスが終点につく頃には空は明るさを失っていた。

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