来年の粗品 ゴーヤージュース
昨日で棚経は無事終了。
昨晩は昏々と10時間ほど眠りました。
本日は市内の真言宗寺院の施餓鬼法要に出仕。
こちらのお寺は庫裏を新築されたばかり。
玄関に円相のデザインが施されてたので、禅宗風なのかと思いきや、実は庫裏全体が宇宙をテーマにしたグランドデザインで構成されていて銀河、太陽、月などがモチーフになっていました。
もちろん<宇宙即大日如来>と捉えられるわけで実にモダンにして真言宗にふさわしいデザインであると感嘆いたしました。
出仕から帰山して30分後には兼務寺院の施餓鬼法要に出発。
珍しく雨のなかでの施餓鬼法要となり涼風が有難く感じられました。
明日は同じく兼務寺院の施餓鬼の後、他の真言系寺院の施餓鬼法要に出仕して最後に山寺にて施餓鬼法要の予定。
施餓鬼法要の粗品を発注していたのですが、そのうち1点は発注方法を間違えて本日到着。
さらに…
軍手がなかったので一緒に<滑り止めつきの軍手>を1ダース発注して同梱してもらったつもりが…
1ダース×1ダース(=144組)の滑り止めつき軍手が到着
発注の単位を間違えたようです…
自動的に…
来年の粗品は<滑りどめつき軍手>に決定です!
棚経に伺ったお宅ゴーヤーで見事なグリーンカーテンを作られているお宅があり、ゴーヤーを頂きました。
棚経の忙しさで忘れているうちにいくつかのゴーヤーが完熟して黄色くなってきたので頂くことにしました。
私のお気に入りはゴーヤージュース。
ミキサーに市販のジュースとゴーヤーをまるごと(種もわたも一緒に)いれて回すだけです。
ジュースはパイン味があうと思っていたのですが、今日はお供えのマンゴージュースがあったので
マンゴージュース×黄色く完熟したゴーヤー
これが実に美味しかった。
ゴーヤーの苦みで体がシャキッとする感じがあります。
暑いところで採れたものは暑さで欠乏たものを補うともいわれていますが、まさにそんな感じがします。
ゴーヤーは完熟するとバクッとッ!と割れて中の種が現れます。
割れるというのは種を拡散する意味があるのでしょ う。
完熟したゴーヤーの種は真っ赤なゼリー状のものでおおわれていて、そのゼリーはフルーツのような爽やかな甘さがあります。
ゴーヤーの苦みは完熟する前に動物に食べられないことが目的ともいわれますが、完熟すると甘いゼリーにおおわれて食べてくださいといわんばかり。
ツンデレ?
おそらくゼリー状の部分の潤滑作用で種がかみ砕かれずに飲み込まれることが目的なのでしょう。
赤い色で目立ち、甘さで誘って、スルリと体内の入って最後は排泄(播種)される…
そして動物の排泄分は絶好の肥料になるわけですから実によくできていると思えます。
当分、ゴーヤーに元気をもらって残りの夏を乗り切りたいものです。
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