山寺の手土産&ガンダム系筆記具
朝方、兼務しているお寺の総代さんがトラックでやってきたので何事かと思ったら、大きなシイタケのホダ木を5、6本キッチンの裏手に置いてくれた。ひと抱えもある木に無数に菌が植えてあった。
この菌が成長するとシイタケが採れるのである。
自家製のシイタケは肉厚でとても美味しいが、礼を言う暇もなく帰っていかれた、そのさっぱりした様子が気持よかった。
夕方にもトラックが一台やってきた。地元の信者さんである。
少し陽が傾いて暗くなっていたが、荷台から鋭い爪の着いた棒を取り出したのでギョッとなったが、ニコニコしながら鳶口を持ってきたとのこと。
グラインダーのようなもので先端が研いであって、キラキラ光っていた。
老僧が鳶口の刃が鈍って、刺さらないとこぼしたのを聞きつけて、わざわざ自分の鳶口を研いで持ってきてくださったのだ。
田舎の山寺というのは都会や街中のお寺では想像もつかないものを貰うことがあるが、そんなことも山寺の醍醐味と言えるかもしれない。
あんまり文具のこだわりはないのだが、最近、気に行っているボールペンがある。
MITUBISHIのから出ているJETSTREAMというシリーズである。
かなりいい感じでスラスラ書ける。
物を書くということは気持ちのちょっとした心のバランスに影響される。
すごく良いアイディアが浮かんで書きとめようとしたら鉛筆の芯が折れてた…とかいうのはすごくがっかりする。逆に書き味のいい筆記具の出逢うとなんとなく机に座るのも気持ちがいい。どうでもいい瑣末なことではあるが、案外大事なことではある。
このシリーズはいろんなタイプが出ているがとにかく滑らかな書き味が心地よい。
JETSTREAMと言えば…
「機動戦士ガンダム」に出来た“黒い三連星”の『ジェット・ストリーム・アタック』を思い出すのは当然のこと。
よく見ると星みたいなマークが3つ並んでいたりして、想像力を刺激する。
滑らかな書き心地もドムのホバークラフトを使用した走行を連想させる…
きっとこの製品の開発者に“ファーストガンダム好きジオン系”の人がいたに違いない…
とか妄想して愉しんでいる。
写真、向かって右の星の無いタイプはグリップがゲル状の素材で出来ていて、書き味がさらに向上。
ガンダムに出て来たマグネットコーティングみたいなものか…
地元にS堂という誠に気のいい御主人のいる文房具屋があって、試供品を使わしてもらったら力を入れずに書ける感触が新鮮だった。
お値段は900円と高めなので諦めていたが、本日、その感触の良さが忘れられず、買ってしまった。
御主人によれば一度このペンで書き味を試すと、しばらくして買いに来る人が少なくないとか…
【商品情報】http://www.mpuni.co.jp/product/category/ball_pen/jetstream/
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いつもコメント頂く一風書斎様が地震関連リンク集をまとめておられます。
大変、充実した内容ですので是非ご参照くださいませ。
http://www.geocities.jp/web_ukiyoe/link4.html
【告知】
飯田史彦先生が被災されたとの情報があり現在確認中です。
「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月23日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。
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当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後は不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。
『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2011toku/tenjiku/tenjiku_index.html
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