山寺の年末カウントダウン



ようやく山門と玄関に幕を貼り、門松を設置。
今年初めて作った門松は竹槍のごとくとがってます(笑)
山門に幕を張る時、梯子の上から見下ろすと鋭くとがった竹槍じゃなくて門松の切っ先が…
あの上に落ちたら死ぬな…と考えるとちょっと怖かったです。

三本の竹は長い順に「マッシュ」「オルテガ」「ガイア」と名付けました。(←無理矢理ガンダムネタ)


ちなみに幕の左側の紋は八雲といって東寺の紋である。


設置が終わってからネットを見ていたら、「正月飾りは28日までというのが常識」だと書いてあった。

「29日は『二重苦』。30日や31日に飾るのは『一夜飾り』になるので駄目」

とのこと。そんな…

でも…飾らないより百倍いいじゃないですか。(←前向き)


パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト [Blu-ray]

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仕事をしようとすると頻繁に娘が侵入してきて邪魔をする。
メチャクチャ能率が悪い…
娘がいつの間にか「パイレーツオブカリビアン」の海賊みたいなかぶりものをしていると思ったら奥様の下着…。

娘のへの法語。

「放下着」

分かりにくいので説明すると、本来は「執着を放つ」「一切を放下する」という意味なのだが、「下着を放つ」とも読めるのである



今日は忙しいのでお昼は簡単にうどんで済ます。

檀家さんに冷凍のうどんセットを頂いて重宝している。最近、冷凍うどんというのが自分の中でブームである。
頂いたうどんは麺にいろんな食材が練りこんである。今日食べたの黒五という雑穀入りの黒っぽい麺。
油揚げを酒、味醂、醤油、砂糖、生姜で煮たものを具にして頂きました。美味しかったです…

年忌法事の通知の為に暦を見ていると、来年は昭和86年、大正100年に当たると書いてあった。
お寺の年忌法事は100年が最高である。(お寺によっては300年以上の年忌法事のところもある。)

したがって来年は大正元年生まれの方の法事をするのだが、言いかえれば明治生まれの方の法事はもう無いことになる。


NHK スペシャルドラマ 坂の上の雲 第2部 DVD-BOX

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相変わらずNHKの「坂の上の雲」が人気のようだが明治というのはいろんな意味で魅力のある時代である。

坂の上の雲」は舞鶴でもロケをしたらしい。
当山のご本尊は波切り不動尊というお不動様なので東郷元帥も戦勝祈願にこられたと伝えられている。
ということはあの秋山参謀も来たのだろうか…そう考えるとちょっと楽しい。


それにしても超大国ロシアと戦争して勝つというのは当時の国力の差を考えると凄いと思う。
少なくとも明治人には清廉な国家観や人間観があり、無私に目的に当たるという純粋さがあったように思う。
そして器の大きさや人間的魅力…
現代の日本の政治家に無いものばかりではないだろうか…


明治の傑物達の肖像を見ると、その風格に圧倒される思いがする。
従って明治の偉人をいまどきのイケメン俳優が演じるとやはり違和感を感じてしまう。
何かが違う…


ところで…

なんかものすごく大事なことを忘れている気がするのだが想い出せない…
ちょっと怖い…
無事に良い歳を迎えられますように。

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