お干菓子 日本酒 宅急便

 




昨日はマイミクさんとニアミスしたことが判明してちょっと楽しかった。


思いがけない場所で思いがけない人に出逢うのも楽しいが、こんなニアミスもそれはそれで楽しい。




それにしても幼児というのは余り寒さを感じないのだろうか。
娘は時々エラそうに


「寒さなんてヘッチャラ!」


とか言って雪や泥水と戯れている。


私も小学生の甥や姪が余りに薄着なのでびっくりすることがある。
当方はユニクロヒートテック肌着を上下標準装備なのに。


そういえば私も子供の頃、結構、薄着だった記憶がある。


正確な時期は覚えていいないが小学生の頃、かなり寒い日に半ズボンをはいて友人の家に遊びに出かけた。


その日は自分的にもかなり寒かったのだが、「寒いのに半ズボンはいてる自分」にイキっていたのである(苦笑)


そうしたら友人の母親が私の半ズボンを見て


「それはお寺の修行なのですか?」


みたいなことを言われてかなり驚かれた…。


よほど寒い日だったのだろう。




本日は所用で京都へ。


帰りに駅横の伊勢丹の食品売り場にて買い物少々。


母親からお抹茶に使う干菓子を頼まれていた。


色々お店を巡って何気なく虎屋に寄ったら、少し変わった干菓子があった。
ワサビとか梅肉などの味がついているのである。


どちらかというと“色モノ”系だが虎屋なら大ハズレはないだろうと購入。


それから亀屋良永で竿型の干菓子に大徳寺納豆を練り込んだものを購入。


お干菓子に大徳寺納豆をとりあわせるのは流行りなのかいろんなお店で見かける。


試食させてもらうと上品ですっきりした甘さにかなりキリッとした塩味が効いていて良い感じだった。




もう1件の買い物は日本酒。


お世話になっている方が除雪中にケガをされたというので近日中にお見舞いの行く予定。


「熨斗紙をどうしますか?」と聞かれて最初「お見舞い」としてもらったのだが、少し考えて「寒中お見舞い」に直してもらった。


「お見舞い」だと大げさな感じだが「寒中お見舞い」ならケガのお見舞いのニュアンスが少しは入るか…と考えたのである。


応対してくれたのは50代とおぼしき女性の店員さんだったが、「節分を過ぎては寒中見舞いを使われないことになっていますがよろしいですか」とわざわざ聞いてこられた。


確かに節分を過ぎたら「寒中見舞い」はおかしいかもしれない…


だが当地は例年の10倍以上の積雪で心情的にはまだまだ寒さの中にいる。


店頭で考えあぐねてしまった…


結局、熨斗無しの包装にして貰った(苦笑)


店員さんは嫌な顔をするでもなく、気持よく応じてくれた。
それだけでなく最後に「寒中見舞い」「お見舞い」の2つの熨斗を薄いビニールの袋にいれて一緒に入れてくれた。


どこまでも丁寧な応対がとても爽やかだった。


若い女性の接客の元気さや初々しさも良いが、分別のある女性の丁重な対応も心地良いなあと嬉しくなった。




帰りに地元の駅前のローソンで宅配便を出した。
遠方の知人に新物の乾燥ワカメを送った。


去年、何気なく当地のワカメを送ったら予想外に喜んで貰えた。


都会に行けば大抵のものは手に入るが新物の乾燥ワカメというのみかけたことが無い。
というわけで今年も乾燥ワカメを送ることにしたのだ。


店長という名札を付けた女性は私とそう年齢は変わらないようにみえたが、テキパキとした応対が気持ちが良かった。


駅前のせいか途切れず来客があるが、見ていて気持ちがよいくらい巧みに応対しておられた。



私は10年以上コンビニでアルバイトしていたのでコンビ二に入るとちょっと意識が変わる。


品揃えや接客が良いと嬉しくなるし、逆に余り良くないちょっと心配になる。


組織のトップに立つ人間の雰囲気や心掛けや志がお店の運気のようなものを決めていくように感じることがある。


どんな大きな組織も個々人の努力の総和で成り立っているので大きい組織だからといって1人の店員の振る舞いがよくないと大きなダメージを受けることもある。


接客も組織も人と人とのつながりである。


人というものの存在の面白さと難しさをいつも感じてしまう。



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