リス探索中  永代供養墓建立中  空腹は健康の元

朝から雨である。

ネットの予報では日曜は…

暴風雪…(溜息)

お手柔らかに願いたい。


本日も雨にもかかわらずリスを目撃。
雨だから諦めていたのだがよほど元気に活動しているらしい。



【折り重なった枝の中にリスがいることが多い】

リスは折り重なったカヤの枝に中に居て、人が近づくと山肌を伝って逃げていく。
枝がむくむく動いているのだが、繁殖期ということは“繁殖活動”中なのか…


見つけても2秒くらいで山の斜面を駆け上がっていくので撮影は至難。



だがここで…


「どうでもいいことに必要以上の執念を燃やす」


という私の性格に火が付きそう。


どうしてくれようか…
(←もうスイッチが入ってます)



境内では永代供養塔を建立中。


業者さんは本日も雨のなかで黙々と作業されてました。御苦労様!


完成すれば三重塔を遥拝する素敵な供養塔ができる…はず。



ここ1年で何件も入るお墓が無いという相談を受けた。


高いお墓を買っても継承者がいないとか、高額な永代供養料を払えないといった相談も。
そうした事情を受けて今回、境内にこうした供養塔を建てることにした。


昨年は兼務寺院の多禰寺で同様の永代供養墓を建立し、今回で2基目である。


永代供養という事業は多くのお寺で行われているが供養料も様々で500万円!というところもあれば5万円というところもある。実に様々である。


大阪の一心寺では御骨を仏像にした骨仏という永代供養が有名で、一体僅か3万円で永代供養ができる利用者は数十万人にのぼる。



若い人が都会に働きに出て、自分や両親の御骨を都会のお寺に納めてしまうとますます菩提寺とも故郷とも縁が遠のいてしまう。


とりわけ若い時は故郷の意味もお墓や先祖供養の意味ももうひとつピンとこないのではないだろうか。



お墓と故郷がひとつであるほうがやはり故郷にもお墓にも足は向くと思うのである。
先祖代々の眠る故郷があるというのはとても大事なことだと思うのだ。


永代供養塔というのは故郷にお墓を持ってもらうひとつの方法として考えている。


ただ永代供養したからそれっきり供養しないなどという方もいる。これも少し困る…


永代供養という形態が先祖供養や信仰の形を変えてしまうことなのか、それとも現代に叶った形であるのかは正直言ってまだ分からない。


新しい時代の変化の中でお寺も施行錯誤の途中なのである。




「空腹」が人を健康にする

「空腹」が人を健康にする

実年齢より20歳若返る!生活術 (PHP文庫)

実年齢より20歳若返る!生活術 (PHP文庫)



人類は常に飢餓にさらせれてきた。


そのために摂取した食事を内蔵脂肪の形で体内に蓄えることで飢餓を乗り切るという仕組みを身体に作りあげた。


一方、飽食の時代といわれる現代にあって、内蔵脂肪を貯えるという延命のシステムが様々な生活習慣病を引き起こしている。まことに皮肉なことである。


肥満、脳卒中心筋梗塞、ガンといった成人病の殆どがこの内蔵脂肪を深い関係にある。


身体が飢餓対応モードのまま、飽食の時代に突入しているということなのだろう。


人類が飽食という環境に適合するには気の遠くなるような時間がかかるに違いない。
それとも遺伝子操作のような人工的な方法が生み出されるのだろうか。その可能性は否定できない。


先日、信者さんに借りた南雲吉則「実年齢より20歳若返る!生活術」にサーチュイン遺伝子のことが書かれてた。


空腹になると、この遺伝子が働いて身体を修復し始めるのだという。


パソコンにデグラフというツールがあるが、それに似ているしかない。


食べ物が得られないと自分の身体を最適のコンディションに保つことで乗り越える…
なんともよくできた仕組みではないだろうか。


断食というのはなかなか難しいが私は週に1回朝と昼の食事を抜くことを6、7年続けたことがある。後から振り返るとかなり体調が良くなった気がする。特に身体に蓄積された悪いものが随分出ていった気がする。


身体のしくみというのは面白い。


そして腹8分目でしっかり身体を動かすのがやはり全うな健康法なのかもしれない。





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