仁和寺 ハート×5 凡夫 津軽海峡ハーモニー
昨日は御室派の総本山である仁和寺で行われた特別法要に出仕。
本山の法要に参加するのは約10年ぶりなのでかなり不安があったのだが無事終了。
天候はあいにく雨模様。
京都の桜のなかでも一番開花時期が遅いともいわれる御室桜だが、
今年は散るのが早かったようで境内に並ぶ背の低い御室桜は落下頻りの風情だった。
本日も終日雨模様。
境内の木々も新緑へとむかいつつある。
新緑も特に最初期の若葉は緑というより黄緑でその明るさには輝くような鮮やかさがある。
春雨は ゆたかに沁みて 草萌ゆる 鮫島芳子
- 作者: 鮫島芳子
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夜は8時から市内のお寺で劇の練習。
毎年5月に地元仏教会で幼稚園児を対象にした花祭りをおこなっている。
最近は毎年子供向けの演劇を行っていて、等身大の着ぐるみを使っている。
最初は着ぐるみを着るだけで精一杯だったが、そのうち小道具や演出などがどんどん細かくなりハードルが高くなりつつある。山寺に帰ったのは10時過ぎだった。
夜になると山門の向かいの駐車場に動物が出没するので車に乗ったまま駐車場にいったら鹿が居た
…1匹…2匹…3匹…4匹…5匹!
鹿5匹を同時に見つけるというのはこれまでの最高記録である。
鹿達はそれぞれ別々の道をたどって山に帰っていった。
ちなみに鹿のお尻の毛は白いハートマーク状で可愛いのである。
『4月12日に大地震が起る』という流言が広がっていたが虚報であったとの由。
その根拠はいろいろあったようだが、改めて考えさせられたことがある。
私達は自分の“いのち”が一番大切と思いながら、今日明日、自分の“いのち”があるかどうかすら定かではない…私達はそういう人生を生きているということである。
そのことを“知識”としてではなく身に沁みて、肺腑に感じた時に仏教というのはまた新しい意味を持つのだろうと思う。
誰もが明日をもしれない“いのち”を生きている…
そう感じると人間に限らず他の全ての生命に『同胞』という感覚が芽生えるかもしれない。
あるいはその儚さ故に自他の“いのち”が愛しいという思いが生まれるかもしれない。
昭和30年頃出版された本を読んでいたら、当時の若者の発言で「これから15年ほどしたら日本は公害で人が住めなくなるので今を楽しく生きたい」というような言葉があった。
幸い日本は世界屈指の公害対策を講じることで亡国を免れた、その努力は讃えるべきかもしれない。
しかし人間はやはり本質的に暗い不安の生を生きていることにはかわらない。
人間は万物の霊長であるとか…
自分は少しはモノが分かっているとか…
権力も財力も知力もそれがどれほどあろうとも自分の明日の命すら定ではない。
「罪悪深重の凡夫」というのは真宗の言葉だが、そこに通じるかもしれない。
そんな無力なる私だからこそ仏にすがる…と。
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音楽業界の人に「誰の歌が一番上手いか」というアンケートを集計したところ1位は玉置浩二だったという。
音楽については全くの素人だが、確かに玉置浩二の歌には何か特別なものを感じる。
歌が上手いというより玉置氏の歌には音楽と歌っている玉置氏の間の一体感のようなものが格別である。
音楽が本当に好きで、音楽を愛し、音楽に愛されている感がある。
やはり特別な才能を持ったアーチストなのだろう。
動画も随分アップされていてどれも味わいがある。
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