山アジサイ 草刈り 井戸の茶碗
アジサイの季節である。
兼務寺院の山アジサイが満開である。
ボリュームのある西洋アジサイより山アジサイのほうがどことはなしに風情がある。
自然文化園のアジサイ展もまもなく始まるとのこと。
全国を騒がした寺院での油による汚損事件もようやく犯人が逮捕された。
しばらく前に参拝者の方とこの件について話をしていて、その方が「油というのは聖油のことではないか?」といわれてなるほどと思ったのだが、真相はそれに近いものだったようである。
異なる宗教が共存していくためにはまだまだ模索の時代が続きそうである。
午後は参道の草刈。
大きくカーブした場所に草が生えこんでいて、対向車が突然、草の向こうから現れるとドキッとする。行政にメールしたが予算が無いというつれない返事だったので放置していたがあまりに生えこんできたので本日はおもいきって作業にとりかかる。
遠目には大したこと無いように見えるが、作業を始めると背丈を越す笹、雑木、イタドリ…そこにツタがからんで何がなんだか分からない状態である。
足もとも古い枯れ枝や切り株が散乱していて真っ直ぐ立つことも難しいくらいである。
草刈機とノコギリでひたすら刈りはらってゆく。2時間半ほど苦闘して少し視界が広くなった。
終った後、気持ちが実にさっぱりしていることに気がついた。荒っぽい作務というのは自分がいろんなことを考える余裕がなくなるのである。無心というのは大げさだが、普段の雑念がわいてこないのが有り難い。
数学を勉強している友人からメールが届いた。
下記の動画がオススメだという。お閑な方はどうぞ…
むしろ私が感心したのは下記の動画。振り子がゆれているだけの動画だが、物理運動の美しさに見入ってしまう。
登場人物の誰もが、清廉であり、最期には皆が幸せになるというとてもとても素敵な落語。
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