御室派展 夢見 大人のガンダム お仏壇

 
台風一過で大きな被害もなくといいたいが、庫裏のトイレの天井から雨漏り。



それくらいの被害で済んでよかったというべきか。






午前中棚経少々。


午後には文化庁京都府舞鶴市より文化財関係の担当の来訪あり。


奈良博に出展した執金剛伸、深沙大将に経年劣化の箇所が多数見つかり、修理プランについての提案を受ける。





その時に伺ったのだが



奈良博の快慶展に続いて、秋には上野の国立博物館で運慶展が行われるが、来春には同じく上野の国立博物館で御室派の展覧会が行われるとのこと。(御室派の本山である仁和寺が私の修業道場である)



なんとなんと…この御室派展に



大坂の葛井寺(ふじいでら)の千手観音(十一面千手千眼観世音菩薩像)様がお出ましになるというのである!



仏像に関心のない向きにはどうでもいい話だろうが、葛井寺の千手観音様は一度は直に拝見したい仏像のひとつである。


(一度、画像検索してみてください。素晴らしい仏様です!)




参るより頼みをかくる葛井寺

花のうてなに紫の雲







いよいよ忙しいくなったせいか夢見が悪い。



一昨日の夢は


<車で当て逃げして逃げまわる>という不吉な夢



昨日の夢は



車で山寺までの道を走っているうちにどんどん勾配が急になり…



最後は垂直な斜面を車で走っているという夢



死ぬかと思った…








台風一過の後は暑さが増すが明日はとりわけ暑さが厳しそうである。








コード・ブルー」(第3シーズン)を見始めたが毎回面白い。



昨日の放送を見ていて気がついたのは子供の事故が多いこと。


昨日はBBQでカセットコンロが爆発して


BBQの串が首を貫通した男の子(メチャクチャ痛そう!)




が運び込まれてきた…



確か第1話は



だんじりと壁の間に子供が挟まれる話


だった。




これも夢に出てきそうなかなりショッキングな絵だった…



昨日も心臓疾患の幼い子供が亡くなったり、思春期の女の子が危篤になったりと子供や若者の患者が中心。



考えてみるとこのドラマでは<老人>という年齢層が取り上げられていない。




私のなかでは“若手俳優”のはずだった椎名桔平氏が渋い中年的な配役になっており、主演陣は皆20代の綺麗な若者たち。我ながら年齢を感じずにはいられないと苦笑。





朝ドラの「ひよっこ」を見ていると、白石加代子の演じる芸者上がりの妖怪じみた大家や大ベテラン宮本信子演じるレストランのオーナーなど老練な俳優が物語の奥行を与えている気がする。



若さは申し分なく素晴らしいが、そこに年齢を重ねた人々が加える深みのようなものもドラマには必要な気がする。






アマゾンプライムにて「機動戦士ガンダム サンダーボルト」(1〜3話)を拝見。



太田垣さんの原作も良くできているが映像も美しい。




やはりガンダムはアニメで見たい。


ガンダムVSザク>という因縁的対決を核にして、連保と公国の死闘を双方の視点で(つまりどちらが善か悪かというのではなく)描いている。



ジャズ×ガンダム



という組み合わせは好き嫌いが分かれるだろう。


音楽がぴったりと映像に沿うこともあれば、ジャズの持つ元気のよさみたいなものが自己主張しすぎて映像と合わないと感じることもあった。


1話が20分弱でほとんどが戦闘シーンである。



面白いですねガンダムですから…







子供の頃は各家庭の縁側に精霊棚(魂棚、水棚、盆棚とも)が設けられている家が多かったが、現在では数えるほどになった。


精霊棚といえば蓮の葉、ほおずき、そうめん、盆菓子などが思いだされる。



中にはビールケースで代用されている家もあったりといろいろである。


柳田国男はこの精霊棚が常設されるようになったのが仏壇に起源だと考えたそうだが実際はどうなのだろうか。



仏壇というのはその名称の通り仏を祀ることが原義であり、そこに先祖の位牌を具えて加護を願うものであったのだろうが、今日では仏壇が位牌の安置場所のように捉える向きも多い。



信仰の本来の形と現実にはいろいろな齟齬があってそれを正しく収めてゆくのは容易ではない。



もうじきお盆である。








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