どうでもいい謎 君の名は。
2日に所用で上京。
京都行きの特急も乗車率150パーセントで指定席、自由席共に満員。
京都までトイレの前の通路に立ったり座ったりして過ごす。気温も低めで(客車の中よりはるかに寒い!)、おまけに眼の前のトイレのドアが頻繁に開いたり閉まったりする…
ふとトレイの上を見ると…
『ブザの音にお気付きの方は乗務員にお知らせ下さい』
なんで「ブザー」ではなくて「ブザ」と表記されるのか???…
ちよっとモヤっとしてしまった。
東京行きの新幹線自由席も激混みで、東京まで2時間半立ちっぱなしかと諦めかけたが、名古屋にて空席に座ることができたのは有難かった。正月の移動などするものではない。
それにしてもなぜ「ブザー」ではなく「ブザ」なのか今だにモヤッとしている…
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出先でテレビ放映された「君の名は。」を観る。
よくできたアニメで感心してしまった。映像がとても美しい。
<時間>がひとつのテーマである。
<時間>がよじれたり、むすぼれたりしている…
つまりは一般的に考えられて(思い込んで)いるように時間が精確に、等速に、単一に存在するのではないということ。
このテーマは案外重要ではないかな…と改めて思った。
男女の入れ替わりといえば、我々の世代には大林亘彦監督の『転校生』を思い出すが、男女が入れ替われるというテーマは随分いろいろ映像化されているが元ネタは一体どこにあるのだろう…
中学生の時に図書館で読んだ子供向けのSF短編小説でこのテーマの作品を読んだのが最初だが、残念ながらタイトルが不明。
wikiをひくと「君の名は。」のには「とりかえばや物語」と小野小町の「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」という和歌であるという。
古人にとって夢というのは単なる生理現象ではなく、魂が体から抜け離れてゆくという考え方があったようである。
籠(こ)もよ み籠持ち 堀串(ふくし)もよ み堀串持ち この岡に 菜摘ます子 家聞かな 名告(の)らさね そらみつ 大和の国は おしなべて 吾こそ居れ しきなべて 吾こそ座(ま)せ 吾こそば 告(の)らめ 家をも名をも
いろいろ解釈があるようだが、“家と名を名乗りなさい”というのは求愛的な表現であるらしい。
天皇が春の野草を摘みにきた乙女をナンパしているとかしていないとか…
万葉集の世界をアニメにしたらとても美しいと思うのだがいつか実現してほしい。
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