アニメ漂流記

昨日、しょこたん様について書いたあと、ふと「攻殻機動隊」のオリガの歌を聴きたくなった。やっぱり映像も見たいのでYouTubeで検索してたら、いつのまにかYouTubeのアニメ世界で漂流してしまった…

「攻機」はやはり日本アニメの最高の到達点のひとつだろう。

第一シリーズの「STAND ALONE COMPLEX」が特に好きである。第二シリーズは少し重く感じる。DVDには声優さんのインタビューも収録されていてこちらも楽しめる。
とにかく映像、音楽、声優、脚本どれもが素晴らしい。私の中では「ハリウッド映画<日本アニメ」である。

銀河英雄伝説」のエンディングは小椋佳が歌っているのだが、泣かせることに何曲もあるこのエンディグだけを編集してYTにアップしているお方がいるのである。(「銀河英雄伝説ED」)感謝感謝!小椋さんの「銀英伝」のエンディングはどれもいい。ほろ苦く、切なく心に沁みる。

「銀英伝」のビデオもハマりました。
呼吸法のトレーニングをしようとして、全然続かないので、ビデオを見ながら「ながら」でトレーニングしようと企て、長時間見られるビデオを探していて「銀英伝」に行き着いたのだが、呼吸法はおざなりになって最後は「銀英伝」の世界にハマってしまった(笑)

一本2時間のビデオを30本以上見たことになる。
それだけ観ると、金髪で巻き毛くりくりのラインハルト様が実在の人物のような錯覚を覚えるから不思議である。
このシリーズは綺羅星の如くいい声優さんが揃っていて「銀河声優伝説」の異名を持つが、個人的には羽佐間道夫さんのシェーンコップ中将が大好きである。「ガンダム」のマ・クベとか「戦国魔人ゴーショーグン」のレオナルド・メディチ・ブンドルとか性格陰湿な謀将の類をやらせたら最高の塩沢兼人さんの演じるオーベルシュタインもいいですなあ。

そして飯島真理の「愛おぼえていますか」。
劇場版マクロスの終盤でこの曲が流れるが、このシーンは何度見ても鳥肌がたつ。これももちろんYTにアップしてあった。

自分でも良く分からない。たかだかロボットアニメである(笑)でもなぜかこのシーンに感動するから不思議である。
コメントを見てたら、私と同年代の人が多いらしく、みんな似たようなことを書いていたのでコメントを書いた人達と握手したくなった。

飯島真理がライブでこの曲を歌っている映像もちゃんとYTにアップされている。
当時、アイドルの王道だった聖子ちゃんなどとはちがう傍系気味の存在感(でも歌は上手い…)と無骨なロボットアニメの世界とのマッチングが絶妙。素晴らしき哉日本のアニメ。

しょこたん様ではないが、やはり好きなものは好きなのでしょうがない。(←居直ってます!)
もっとも、常識のある人ならアニメ好きのお坊さんに大事なことを相談しようとは思わないだろう(笑)…