5本指ソックス


境内の中に梅の木が数十本生えていて、その周りにイノシシ除けの電気柵が張ってあった。
ところが、雑草伸びて、この電気柵に触れてアースした状態になり、バッテリーが上がってしまった…というわけで今日も朝から草刈り。

梅林の手前に住職の植えた大手毬の樹が20本ほどあり、満開になっていた。
小ぶりのアジサイのような球状で、真っ白な花である。

天候は今日も晴れである。
例年にないくらいの好天続きで、畑も乾燥し始めた。



東洋医学には<未病>という概念がある。
自覚症状が無いのに、検査で異常が見つかったり、検査で異常が無いのに、自覚症状が感じられる場合は典型的な未病だろう。
最古の医学書とされる「黄帝内径」には既に未病に関する記述がある。中国では紀元前からこの<未病>という概念が存在していたことは驚嘆に値すると言っていいだろう。

では未病のさらに前段階は何かと考えると、身体の慢性的な疲労やストレス、身体の誤った使い方、などが上げられると思う。

イライラしながら働くと余計に疲れやすいとか、疲れていると、ちょっとしたことでイライラしたり…という経験は誰にでもあると思うが、疲労とストレスは渾然一体の部分がある。

その意味でも意識して身体とか心をコントロールしていくことには意味があると思う。
疲労>というのは大きなテーマである。
もちろん身体をいかに<疲労>から回復させるかも。


このテーマは書き出すと収拾がつかなくなりそうなので、敢えて小さいことを書くことにする(笑)

疲労>というのは実にいろんな要素があるが、足に湿度があると疲労感が増す感覚がある。<疲労>というテーマ全体に広がりからすると小さい要素だが、決してバカにならない。
その対策として5年くらい前から5本指ソックスにはまっている。
指が1本ずつ包まれるので足に湿度が溜まりにくい感じがする。

5本指のソックスだと足裏で地面をしっかり掴む感覚があるのもいい。
日本は湿度が高い国である。ビジネスマンの方などは真夏でも一日中、皮製の靴を履いておられるのだから大変だと思う。

5本指のソックスを履いたり、日中、ソックスを履き替えるというのは疲労を軽減するうえでは有効だと思う。

私はもっぱらユニクロの5本指ソックスを愛用している。
当初は足指が入れにくかったが、最近改良されて、履きやすくなった。

普段、履く靴でオススメなのはアクアソックスなどの名称で売られている靴である。
もともとは海辺などを歩くための靴である。
全体がメッシュになっていてとても通気性がいい。しかも滑りやすい岩場を歩けるように、靴底は丈夫で滑りにくくなっている。

足のケアは意外に大事である。