お坊さん VS 『DQNネーム』

 先日、隣町で大きな法要があり出仕させて頂く機会があった。

 その時、お坊さん同士の四方山話(よもやまばなし)で「最近は読めない名前が多い」という話題になった


 最近の親の付ける名前は凝ったものが多くて、「風」と書いて「ういんど」とか「強運」と書いて「らっきー」などというのまであるそうである…


 お坊さんにとって何が問題かというと法事や法要などで塔婆を依頼されて施主名を読み上げる必要があるからだ。

 法要などで「施主は…」といいかけて名前が読めずに絶句したりしたら格好悪いではないか。


 あまりに非常識な名前をDQNネームなどというそうだが、
 下記のサイトにはものすごいDQNネームが載っている
 
  【DQNネームの非常識ランキング】 http://dqname.jp/
  【DQNネーム関連ニュース】http://news.ameba.jp/weblog/2009/04/37534.html


 「戦争(せんそう)」「煮物(にもの)」「ハム太郎」「ポチ男(ぽちお)」 
 
 なんていう名前まである。世も末…

 もっと恐ろしいのはお坊さんがDQN化してDQNな戒名を付け始めたら正に末法の世界だろう。

 故人がガンダムファンだったら戒名は
  
 『機動院鉄鎧木馬居士』(連邦派向け)


とかね。


 先日、今度生まれる子供の名前を妻と相談していてもし女の子だったら妻が「ユリ」という名前を提案したので


 『いっそのことユリアは?』

 と提案したら(笑)即座に

 
『「北斗の拳」の名前でしょっ!』 
 

  と突っ込まれてしまった。「北斗の拳」を読んでいるとはさすがは我が妻である…
  女の子なら南斗六聖拳の将に育てようと思っていたのだが。


 【お知らせ】
 
 いつも拙文をお読み頂きありがとうございます。
 1日より7日頃まで出張の予定ですのでしばらく更新をお休みさせて頂きます。
                              ぶろぐ坊 九拝