“民主政権”100の不安 

Wordの変換というのは時々面白いのが出てくることがある

お仏壇→汚物壇
ホテル→火照る
丁度のお湯→兆℃のお湯


「都議選の自民敗退」とWordで変換しようとしたら「都議選の自民は痛い」と出ましたけど(笑)…

都議選の惨敗を受けていよいよ衆院解散である。
こちらも自民は痛い…ではなく自民敗退は必死の情勢である。

とりあえず民主政権が成立するのだが、いろいろボロが出てやっぱり新生の自民党へというところでしょうか?

民主も自民もどれくらい自分の持っている矛盾をさらけ出し、整理できるかに今後の趨勢がかかっている。だが民主は外交、安全保障、教育など本質的な問題について余りに足並みが揃わない。最後は寄り合い所帯の民主党が自壊する公算が大きいのではないだろうか。

ちょっと前に「銀河英雄伝説」を観ていたら(正確な台詞は思い出せないのだが)「政治というのは税金をいかに公平に分配できるか」というような台詞があった。正に政治というのは税金を公正に徴収して合理的かつ公正に分配するかというのが制度の根幹にあるはずである。ところが現行の制度は余りに不合理な部分が多すぎるのである。とりわけ、制度の管理者でしかない官僚や政治家に税金が還流するシステムが確立してしまっているところに大きな問題がある。

久しぶりに「WILL」を買った。

WiLL (マンスリーウィル) 2009年 08月号 [雑誌]

WiLL (マンスリーウィル) 2009年 08月号 [雑誌]

新聞広告で見た山際澄夫氏の「“民主政権”100の不安」が読んでみたくなったのである。だが同じ号に収められている森喜朗氏の「自民党は正面突破作戦しかない」(表紙と本文のタイトルが違う。表紙では「自民党はこうして立て直す」)もなかなか読み応えがあった。この2本は是非立ち読みでも読んでおいていいと思った。

 これから熱くて長い夏が始まろうとしている…私たちも少しは両党の問題点を整理してから今後の情勢を見守ろうではないか。