政界の毒キノコ
【のんびりしてられない日記】【京都新聞観察日記】
本日は猛暑日。
今日はさすがに外で作業する気にならない。
家の中にいるだけで汗が止まらないが、夜になってようやく涼風が吹き始めた。
尤も都会では夜になってもクーラーが必要なのだろう。窓を開けると夜の涼気と共に虫や蛙の鳴く穏やかな声が部屋の中に流れ込んでくる。虫の声に耳を澄ませていると不思議に心が落ち着いてくる。
WiLL (マンスリーウィル) 2009年 08月号 [雑誌]
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木の幹に綺麗な毒キノコが生えていて、その毒キノコが鳩山由紀夫なのである。キノコの生えている木の幹にはうっすら小沢さんの顔が浮き出ている…ちょっと笑いました(笑)
鳩山氏は「友愛」とか「平和」とか口当たりのいい美辞麗句が好きだが危険な思想の持ち主なのでそれを毒キノコの喩えているのである。さかもと氏は産経に連載していた「憂ちゃんの教えてプリーズ」も良かったがなかなかの才媛漫画家である。
なぜ鳩山氏が危険かというと、<女帝容認>や<主権の一部を国際機構に一部委譲する>といったなかなかトンデもなことを唱えているからというのがさかもと氏の論である。
何年も前だが或る深夜番組に鳩山氏が出演しているのを見た。
政治とはあまり関係のない雑談をしている鳩山氏はとてもリラックスしていて、そこから見える鳩山氏の素の部分というのがとても好感が持てた。多分、まじめでまっすぐな人なのだろう。
だが、「友愛」や「地球市民」を基本理念に掲げて、一体どんな政治を行おうとしているのかが全く見えてこない。鳩山氏が首相になる公算も大きいが、北朝鮮に<友愛>が通じるのか?ソマリアの海賊に<地球市民>が通じるのか?
民主党は外交、教育、安全保障といった重要な課題について足並みが揃わない。とにかく主張がバラバラなのである。
鳩山氏の美辞麗句というのは具体的な問題に言及ができないことの裏返しでもあるのだろうがとにかく危ういとしか言いようがない。
本日の京都新聞には自民党の河野太郎衆院外務委員長が核持ち込みに関する日米間の密約について政府が密約を否定すれば虚偽答弁にあたるとして、今後の委員会答弁で政府が従来の説明を繰り返したら委員会の審議を止めると表明していた。
河野氏は政府が核密約を隠蔽してきたことを槍玉に上げたいのだろうが、国家間に機密事項があるのは当たり前なら、冷戦下で米国が核を持ち込んでいたのも殆ど自明のことと思われる。そんなこと今頃ウダウダいっているこの人って、一体、何なんだろうか…またそれをわざわざ写真付で報道する京都新聞もやはり問題ありである。
河野太郎氏の親父である河野洋平氏も相当に問題のある政治家だが、親子二代で日本を混乱に落としいれようとしているとしか思えない。困ったことである…