山寺ドットコム

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【紅葉情報】お早めにお越しください。散り際です。平日だとゆっくり散策が楽しめます。
【名物“釜炊きぜんざい”】お釜で炊いた地元の小豆と炭火で焼いたお餅が美味しいです。
【観音寺の大根だき】21日(午後より)22日(全日)23日(全日)
【門前の野菜売り】今年から2名でがんばっておられます。
【金剛院ライトアップのお知らせ】本年度は終了致しました。ありがとうございました。

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昨日もかなりの人出だったが本日は好天に恵まれて昨日以上の人出である。

この2日間は夕方からライトアップが行われるので見に行きたかったのだが、外に出る気力も無くなってしまった。残念だな…と思っていたら、コメントを下さったnarutakkisou様のブログに美々しいお写真をアップして頂いていた。この場を借りて感謝申し上げます。

ちなみに一緒に載っている多禰寺というのも兼務寺院である。
どちらも自分のお寺と思えないくらい綺麗に写ってます(笑)やはりプロの方の撮影技術というのは素晴らしいと思った。

【その先の京都へ…京都写真版】http://d.hatena.ne.jp/narutakiso/

山寺が混むのは11月の第2週と第3週の土日だけ。一年のうち僅か数日である。
ただ今年はNHKで山寺の紅葉が放映されて例年より人出が増えた。

肝心の紅葉が例年より1週間も早く落葉に向かっているのは残念だが、自然の盛衰と変化は致し方ない。


私は自分の性格は人より打たれ強い部分と打たれ弱い部分があると思っている。

打たれ弱い部分というのは、我がままな人や自分勝手な人を見ると、胸がふさがって逃げ出したくなることがある。

駐車場が一杯だと平気でバス用の駐車場に自家用車を止める人がいて、注意しても怒鳴り返されたりする。
物を売っているのをみると「まけろ、まけろ」と大騒ぎする人。
もみじや草花を手当たりしだい折り取って帰る人。
拝観料を入れる箱にビール瓶の蓋やクリップを入れて何喰わぬ顔では境内に入る人。
普段はそんな人達に接する機会も無いのでなんとも胸が重く苦しくなる。

関西人には特有の良さと悪さの両面があって、悪い部分がでると私にはやりきれない、後味の悪い思いをすることが多い。

だが大勢の方が来られるとお寺に来ない若い方や山寺に来たことのない都会の方が新鮮な体験して帰っていかかれるのはとても嬉しいし、いろんな新しい出会いも生まれる。
最近はHPやブログでこの山寺のことを知って訪れてくださる方、また訪問の感想を頂くこともあってこれもやはりとても嬉しいものである。


「おじいさんは元気ですか?」

数日前に門前で住職と同じ年配の男性から声をかけられた。
その方は父の生まれ育ったお寺の麓に住んでいた方だった。父方の祖父も僧侶だったが50代で亡くなったので私はたった一枚残っている写真しか祖父の面影し知る方法がない。

「あなたはおじいさんにとても良く似ていますよ」

とその方は言われた。残っている写真の中の祖父は私に少しも似ていないと感じていたので少し意外な感じがした。

その方と話していると祖父の血を受け継いだ私がやはり同じ仕事にしていることがとても大事なことのように思えた。そのことに胸が熱くなるような感動を覚えた。

写真の中の祖父は袈裟の着方が乱暴で、いい加減な人なのだと勝手に思い込んでいたのだが、最近になって祖父はかなり几帳面な性格でしかも達筆だったらしいことが分かった。
それに対して私はズボラな性格で悪筆である。これはどうも母方の遺伝と自分自身の努力不足によるものらしい。

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【告知】「かずぼう窯」作陶展開催のお知らせ

所:まいづる知恵蔵にて(舞鶴市役所隣 0773−66−1035)
時:11月27日(10〜20時)28日(9〜20時)29日(9〜19時)

多芸多才な舞鶴の風流人“かずぼう”さんとその高弟Hさんの陶芸作品の数々が一堂に会します。普段使いの食器からアートを感じさせる作品まで多彩に展示されます。

「創作古裂ぐみ」の素敵でホッとする古布アートの数々も同時に展示されます。

関心のある方は是非足をお運びください。合掌