不都合な真実

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【紅葉情報】境内のもみじは大半が散りつつあります。（例年なら今頃もかなり綺麗あのですが…）
【名物“釜炊きぜんざい”】薪を使ってお釜で炊いた地元の小豆と炭火で焼いたお餅が美味しいです。
【観音寺の大根だき】終了しました。ありがとうございます。
【門前の野菜売りのおばさん】そろそろ品薄になってきました
【金剛院ライトアップのお知らせ】本年度は終了致しました。ありがとうございました。

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【三重塔】

【本堂脇の大イチョウも落葉しました】

【今日は夕方の空がとても綺麗でした】

境内は落葉の刻を迎えている。

向かいの公園から境内を一望すると落葉したもみじの枝の中に塔が立っているのは不思議な趣がある。
その感じは冬枯れの風景とも違う。落葉はしても木の梢はまだ冬の眠りについていなくて、生気を残しているのである。その雰囲気が面白い。だが、紅葉を期待してがっかりしている方々にはどうでもいい光景なのだろう。

踏みしだかれた参道の落ち葉は細かな砕片となって土に返りつつある。人に踏まれない地面にはもみじを始めいろんな種類の落葉が茶色に染まって積もっている。陽の加減ではその色がとても綺麗に見えることがあるが、関心がなければ全く価値のない風景である。

本日はほぼ一日好天に恵まれて参拝が多かった。

NHKで最盛のもみじを見て同じ風景を期待して来られた方はがっかりされた方も多いようである。というわけで朝から言い訳したり、謝ってばかりいる。

「せっかく大阪から4時間もかけて来たのにっ！」

とか

「テレビと全然違うじゃない。別のお寺かと思ったわよっ！」

とか言われるわけです。

もちろんそんな方はごく一部でしかないが。やっぱり疲れます…

不都合なことや嫌なことが起こったときにどう判断するか、どういう言動をするかにその人の本質というか、その人の真実が現れるということはあるのではないかと思う。

これはもちろん自戒も含めての話である。とても良い人に見えたのに、自分が否定されたり、自分に不利益なことがあると全く別の人間になる人がいる。

人生のいろんな不都合は無いほうがいいといえば無いにこしたことはないのだが
自分を知り、他人をしる為には無くてはならないものなのかもしれない。

例年、連休が終われば人出が少なくなるのでひと段落である。今年のもみじシーズンも無事の終えることができそうである。

夜はブックオフにでかけて漫画をどっさり買ってきた。漫画を読んで免疫力をアップしてインフルエンザを予防するというのが都合のいい口実である。

【追記】
黒駒さんがわざわざHPに新しい写真を追加して下さいました。よそのお寺みたいに綺麗です（笑）是非ご覧下さいませ。
『黒駒　寺院参拝』（山寺の景色・紅葉編）http://blog.goo.ne.jp/ebosi624/e/b02c1836bc3ee498929ee0e45b975f83
『黒駒　寺院参拝』（山寺の景色・雪景色）http://blog.goo.ne.jp/ebosi624/e/d7f0a201a24b6c8edbc72df4ccb8c4df　　

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【告知】「かずぼう窯」作陶展開催のお知らせ

所：まいづる知恵蔵にて（舞鶴市役所隣　0773−66−1035）
時：11月27日（10〜20時）28日（9〜20時）29日（９〜19時）

多芸多才な舞鶴の風流人“かずぼう”さんとその高弟Hさんの陶芸作品の数々が一堂に会します。
普段使いの食器からアートを感じさせる作品まで多彩に展示されます。昨年もお邪魔しましたが楽しいひと時をすごすことが出来ました。

「創作古裂ぐみ」の素敵でホッとする古布アートの数々も同時に展示されます。

関心のある方は是非足をお運びください。合掌