幻の「Sフィールド」
【山寺の本棚】
大阪で開かれた霊場会“関西花の寺二十五ヵ所”※の年度末総会に参加してきました。
出発の数日前になって、11月のドタバタで霊場会から頂いた案内が無くなっていることに気がついた…
「確かスイスみたいな国の名前が入った大阪のホテル」…とだけ必死に思い出して思いついたのが
「チロルホテル」
という名前。だがネットで調べてもそんなホテルは存在しない…
さらに翌日になって
「スイスホテル」
だったかも…と思い直して、調べると難波駅の真上に「スイスホテル南海」が存在していた。たがこのホテルに電話で問い合わせてもそんな霊場会の予約は無いとのこと。仕方なく、恥を偲んで他のお寺に電話で問い合わせたらやっぱり難波のスイスホテルだと判明した。ゴルゴ13みたいに一度見ただけでアドレスを記憶できればいいのだがなかなかそうはいかない。
総会は盛況で殆どのご住職が参加されていた。総会ではいろんな情報が得られるのが有難い。
お参りされた方への対応の仕方、花木の肥料の選定、檀家さんとの付き合いかた、境内の綺麗なお寺の情報などなど…
特に気になったのが鎌倉にある有名なお寺のご住職が人間的にとても素晴らしかったというお話である。なかなか関東に行く機会もないが、機会があれば是非このお寺に行ってみたいと思っている。
帰りに地下街の案内板で「Sフィールド」というお店を見つけた。
何のお店か分からないが「機動戦士ガンダム」の最後のほうに「Sフィールド」というのが出てきたので話のタネに行ってみよう…と思って地下街を適当に歩いたら、難波近辺というのは膨大な数の店舗や建物が複雑に入り組んでいて物凄く複雑なのである。結局「Sフィールド」にはたどりつけず、道に迷って2時間も歩くことになってしまった。難波恐るべし…
地下から地上に出たらブックオフがあったので漫画で疲れを癒してもらった。
表紙の気に入ったのを1冊購入。
- 作者: 伊図透
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: コミック
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人間の心の深部を観ることのできる特殊能力という設定はありがちだが、絵に独特の力がある。
特に主人公が相手の心の中に入ってゆく描写がなかなか興味深かった
肉体がぶつかりあうような格闘系の漫画も好きだが、繊細で透明な絵柄の中に人間の業のようなものが染み出てくる感じがとても新鮮だった。
※【関西花の寺二十五ヵ所】http://www.hana25.com/
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