サクラが咲きますように

昨日からみぞれや雪が降り続いている。

この山寺では10センチも積もっていないが、兼務しているお薬師さんのお寺では40センチも積もっているとか…今晩からさらに降るようなので明日はどうなっていることやら。

少し前に郵便局に行ったら便箋や封筒を売っていた。
切手を売っている郵便でどうして便箋や封筒を売っていないのか不思議だったが、民営化の波に乗って郵便局もどんどん変化しているようである。

今日、遅い年賀状を出しに行ったら、鮮やかな赤色のパッケージが窓口に並んでいた。
初めて見る商品なので思わず手にとって見入ってしまった。大きさはちょうどポッキーの箱くらいである。


キットカットという商品名は九州弁の「きっと勝つと(よ)」に似てることから受験生に縁起が良いとされているそうである。
パッケージには激励のメッセージが書けるようになっていて、箱の中にはキットカットのお菓子だけでなく相田みつを氏のメッセージを書いたしおりが入っているそうである。
さすがに

「落ちたっていいじゃないか」

とは書いてないだろうが…
価格は250円である。さらに郵送料が140円必要である。400円で相手を激励できたら安いものかもしれない。


これはお守りとは違うがお守り風アイテムというところだろうか?
そのうちキットカットをお寺や神社で祈願や祈祷して売りに出されるかもしれない。

どうせなら事業仕分け中継の後に「キットカット」CMを流したらいいのではないだろうか?(笑)

きっとカット…


浪人については苦い思い出が山ほどある。
試験の一番大変な時が一番寒い時期というのも皮肉なものである。
試験会場に向かおうとして歩いていると、早朝の寒気が足もとから這い上がってくるように感じられて、試験のプレッシャーと合わせてとてもブルーな気分になったことを今でも覚えている。

試験というのは確かに大変だが、そこから学ぶことはたくさんある。
一生のうち何年間か脳みそを絞る体験は貴重である。
社会人になれば勉強さえしていれば文句を言われないというのがいかに守られた存在か身に沁みるに違いない。


試験のために奮闘されている方々のご健勝をお祈りします
合掌

郵便局で調子に乗って写メを撮っていたら、肝心の年賀状を出し忘れて帰ってきてしまった…
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