お釈迦様はスーパースター

3日ほど雨が降り続いている。

相変わらず、境内では一日中、ウグイスが鳴いている。

この山寺は周りを山に囲まれているので鳴き声が鋭く反響する。
最近は朝方になると30羽ほどの小さな鳥の群れが一斉にキッチンの裏手に下りて、一生懸命地面から何かをついばんでいる。ちょっとした物音に驚くと一斉に飛び立つのだが、すぐに戻ってくる。その様子がなんとも生き生きとした感じで美しく感じられる。


地元の仏教会の会計に指名されてしまい、これから2年間は会計を担当することになった。

数字に弱い私としてはかなりのプレッシャーである。何しろ電卓で20個くらい足し算すると何回やっても答えが合わないのである。自分でも笑ってしまう。



数日前もこんな夢をみた。

会計になると前任者から会計用具一式の入ったセカンドバッグを引き継ぐ。

支払いのためカウンターに行ってこのセカンドバッグからお金を出そうとするのだが、お金が出てこないのである。ビール券とかレシートとメモ用紙とかどうでもいいものばかりバッグから出てくるのだが、お金がどうしても出てこない。

カウンターはいつの間にかとても広い机になっていて、私は机の上にポーチから取り出したものを一生懸命並べ続ける、いつの間にか店は閉店になり、店員さんたちが椅子に座って談笑し始める。その雰囲気の中で延々と私はお金を探し続ける…

なんかものすごく不安になってきました(笑)

今日も前任者に頂いた会計の資料(マイクロSDカード)をPCで読もうとしたら延々文字化けである。私のPCに入っているエクセルではバージョンが古すぎるらしい。いっそのこと新しいPCを買おうか思案中である。いよいよ前途多難である…

なんかものすごく不安になってきました(泣)


閑話休題。最近、楽しみながら読んでいる仏教系のブログがある。

【釈迦むに・スーパースター 〜仏教のつれづれ〜】
http://ameblo.jp/nibbaana/entry-10369656648.html

東京在住の女性のライターの方が書いておられるのだが、本業だけあって文章に引き込まれる。いろんな角度から仏教に書かれていて。実に面白い。

カオスと自己と仏教とか、カオスと因果とかの説明も面白い。

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

末木文美士「日本仏教史〜思想史としてのアプローチ〜」

名著として名高いが、このブログでベタボメだったので死蔵していたこの本を取り出してパラ読みしてみたら、確かにかなり面白い。ちゃんと読んどけば良かった!

法華経」関連の記事も面白い。

多分、話の内容がビジュアルに見える感じで書かれているのが良いのだろう、
法華経」自体に壮大な物語性がある。その激しい陶酔と熱狂の感覚が時間と空間を経た私たちにも伝わってくる。

いつの間にかものすごい数の仏教系のブログができている。
仏教がいろいろな形で再評価がなされるというのはなかなか頼もしいことだと思う。

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