お坊さんが泣いて喜ぶカレンダー

数日更新をお休みいたしました。
お見舞いのメール&コメントを下さった皆様に心より感謝申し上げます。合掌



原因不明の食中毒により胃袋が裏返るくらい嘔吐してしまいました。
(←汚い話で恐縮です)まる2日食事ができませんでしたが、昨晩あたりからようやく回復。
大病を患われてる方にとっては食あたりくらい…と言いたくなるかもしれませんが。
健康の有難さと食事の美味しさをかみしめております。

おまけに忙しい11月分の法事を昨日の日曜日にずらして頂き、昨日は3件の法事が集中…
前日まで寝てたのに、大丈夫か?と自分に聞きたくなったが、法事の為に遠くの親戚が来られたりするのでドタキャンは避けたい。老僧にも頼りたくない…というわけで昨日は絶食状態のまま法事へ。もともと頻繁に一日断食などしていたので案外無事に終了。やれやれ…これがもう一日ずれていたらものすごい悲惨なことになるところだったと一安心である。


子供が出来てからお風呂焚く機会が増え、薪がどんどん無くなっていて困っていたのですが、奇特な方がトラック一杯の薪を譲って下さることになり。老僧の1トントラックを運転して先方の地所へ。


積み上げられた薪を頂いていると、地元の方が近寄ってきて不審げに

「どちらの方ですかっ?」

汚い作業着を着た見知らぬ男が嬉々として薪を積んでいたので、不審者&薪泥棒を間違われた様子…
これでひと冬なんとか越せるかも。

鍼灸治療基礎学―十四経絡図譜解説 (1969年)

鍼灸治療基礎学―十四経絡図譜解説 (1969年)

一昨日、鍼灸の本をパラ読みしていたら、「食傷の名灸」というツボがあった。名称は裏内庭。場所は足裏である。胃腸を治すのに足裏にお灸するというのが面白い。「裏〜」という名称もなんだか効きそうな気がするではないか(笑)

早速、手元にあったせんねん灸をすえてみる。最初全然熱さを感じないが暫くすると熱さを感じるようになった。本の記述のとおりなので興味深い。足裏なので据えやすいし、覚えておいて損はないだろう。怪我の功名である…


裏内庭について調べていて大変、素晴らしいブログを発見しました。
著者は春月様。鍼灸師、整体師、アロマテラピスト、リフレクソロジスト、など数々の資格を持たれ、鍼灸学校の講師もされています。
私達が出会うであろう心身のいろんな問題について、分かりやすく、丁寧に教えて下さいます。
タイトルこそ「ちょこっと」ですが、その情報の量と質は半端ではありません。

裏内庭については是非、下記の記事を御参照頂ければと思います。他にも役に立つ記事がもりだくさん!超おススメブログです。

【春月の『ちょこっと健康術』】「食あたりの特効穴 裏内庭」
http://ameblo.jp/harutsuki-ryu/entry-10282920132.html



この時期いろんな方からカレンダーを頂く。

実はお寺にとっては使いにくいカレンダーと使いやすいカレンダーという区別があるのである。
お寺は土日に法事が入ることが多いのだが日数が31日の月は土日を小さくまとめて書いてあるカレンダーがある。お寺としては一番用事を書き込みたい曜日に書けないのが少々残念。
上手くしたものでK法衣店のくれるカレンダーはちゃんと全ての土日が別々のマスになっている。さすが本職である。できたらもう2、3本頂きたいのだが…

山寺のカレンダーも残り僅かとなりました。
皆様も御身体御自愛下さり御健勝にてお過ごしくださいませ。合掌
                   
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