天使のミステイク
【山寺の子育て日記】
おさな子の指先光る星ひとつ
1歳4カ月の娘が少しづつ言葉を覚え始めているようである。
「お腹は?」「お口は?」「耳は?」「頭は?」…
身体のいろんな部分を質問すると一生懸命小さな指で示す。
「お父さんは?」「お母さんは?」という質問にも妻や私を指さす。
ちょっと嬉しい…
時々「プーさんは?」と聞かれて私を指さしたりするのは謎だが…
興味深いのは例えば気に入らないことがあって娘が大泣きしているような時でも、「お腹は?」「頭は?」と問いかけると急に泣きやんで真面目な顔で指差しを始めることである。
この豹変ぶりがなかなか楽しくて、娘が泣きだすと、妻と二人で「お腹は?」「頭は?」「お口は?」と質問を繰り返し、二人で大いに笑っている。
妻が娘を実家に連れて帰った時に義父が自分を指さして「おじいちゃん」と繰り返し教えたそうである。
いい加減で大雑把な私と違って、義父は大変真面目で勤勉な性格なので、かなり丁寧に反復して自分を指さし、「おじいちゃん」と繰り返したらしい。
ところが山寺に帰って来た娘は「おじいちゃん」という言葉を聞くと義父がしたように自分を指さすことに気がついた…
何をどう間違ったのか娘の柔らかい頭には「おじいちゃん」というのは<自分を指さすこと>だと勘違いして刷り込まれてしまったらしい。
このことを義父に告げるべきか否か少々悩んでいる…
今日はクリスマスイブ。
山寺にはサンタクロースは来ないかもしれないが天使がいてくれる。
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