心に残る小噺二題
日本人というのはシャレが好きだが、ストーリー性のあるジョークは好まれない。
これまで聞いたなかで印象に残っているものを2つ書いておこう。
その1
旧ソ連時代の小噺。
自宅の車庫に水道を引こうと思った男が役所に出かけた。
何十枚も書類を書かされた後、最後に担当者はこう言った。
「工事の着工は30年後の12月1日になります」
男は尋ねた。
「30年後の12月1日だって?それは午前かね?それとも午後かね?」
担当者はいぶかって
「30年後ですよ、午前でも午後でも構わないじゃないですか」
と言うと、男はこう言った。
「その日の午前中に自宅の下水道工事がはじまるのでね」
談志師匠が語っていた小噺(細部はいいかげんです。すいません)
その2
二人の男がゴルフをしていた。
ゴルフ場のそばを黒塗りの霊柩車が通るのを見た一人の男は帽子をとってお辞儀をした。
プレーの後で相手の男が
「君は随分と丁寧だね、霊柩車を見て帽子を取るなんて」
その男は言った
「今日は女房の葬式なんだよ」
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