さだまさしと味噌汁の味
【Youtube漂流記】
知り合いのお坊さんが僧衣を着て電車に乗っていた。
向かいの座席に乗り合わせた親子連れが居たのだが、子供が騒ぎ始めた。
このお坊さんはやれやれ困ったな、この親はどういうふうに子供を注意するのかなと思っていたら、母親が…
「あんまり騒ぐと、お坊さんに怒られますよ!」
その後、子供が静かになったかどうかは聞いていない…
知人に「ソフトバンクのCMが面白い」と教えて頂いた。
ソフトバンクのCMはたくさんあるが、さだまさし氏が「私は犬になりたい」という歌を淡々と歌っているもの。
早速Youtubeで観たら、思わず笑ってしまった…
Youtubeを観ると関連動画が表示され、次から次へと見てしまうことがよくあるが、やはりさだまさし氏の動画をいくつか見て、やっぱりこの方はすごいと感服。
さだまさしという方の歌には深い深い情緒がある、繊細さやお茶目さ、確信犯的に聞く者を翻弄した後、味方につけてしまうような圧倒的な存在感がある。
長い長いキャリアを持つ方であるが、ある時期、日本人はこの人の歌を拒否した時期があるように感じる。それは日本がやみくもに突っ走っていた時期だ。
その頃の日本人は情緒というようなものを冷笑する傾向を生んでいた。
情緒の人であるさだまさしという存在が笑いのネタにされた。
私も同じように笑っていた。そしてそのことを少し後悔している。
ここにきて日本人の中にもう一度、情緒を認めるという意識が少し生まれてきたように感じている。
多分、それは良いことだと思う。
世の中の価値観が右往左往しようが、しっかりと足に地を着けて歌い続けたさだまさしという人が最後に勝つようなそんな気配がする。
自分をパロディできる強さ。
名曲の新バージョン。投稿者の映像も素晴らしい
紡がれる言葉の美しさ。歌詞を文字で読みながら聴くと心に沁みる。
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