お寺のボスは誰か フキノトウほろほろ
深沙大将が気に行って3回目の訪問だという方が来られたので宝物殿で仏像の説明をした。
高そうな皮ジャンを来た若い方だで印象の良い方だった。
この方が「お寺のボス」という表現を使われたのでよくよく聞くと
.
御本尊のことでした…
面白い表現なので笑ってしまった。
ゲームとかでボスキャラというのがでてくるが、御本尊の存在感はそれに近いといえば近い…
そろそろ夕食という時間になってインチキ系リース会社から勧誘電話。
若い男の声でいきなり
「社長います?」
お寺に電話していることくらい分かっているはずだと思うのだが…
よっぽど
「私がCEOですが、何か?」
と言おうかと思ったが、丁重にお断りした。
本日は松尾寺で彼岸供養の最終日。本堂前には伽藍の屋根から落ちた雪が圧雪となって高く積もっていた。
雨模様のせいかお参りは少なめだった。
禅宗の御住職も交えて盛大な供養が行われた。お勤め後、庫裏で食事を頂いたのだが、青葉山で採れたフキノトウの味噌煮が添えられていた。
淡い緑色のフキノトウご飯と口に含むとほろほろとした苦い味が口の中一杯に広がった。
人工という手垢のついていない純粋な味というべきか。
山菜を食べる度に感じるのが野生の植物の持っている滋味の深さである。
子供の頃はフキノトウの味噌煮など見むきもしなかったが、今はその味に感動すら覚えることがある。やはり歳を重ねたということなのだろう。
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当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後は不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。
『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』
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