ソバカス梅 伊東武の世界 飯田史彦「生きがいの本質」

本日は梅林の草刈り。

午前と午後で4時間ほど刈ったが全体の三分の一ほどしか刈れなかった。

それでも曇天で時おり風が吹いて草刈りには好日だった。
炎天下の草刈りはキツすぎるのである。

毎年、梅を消毒するのだが、今年は諸般の事情により消毒無し。
消毒するといっても多分、市販されている梅よりは弱い消毒だと思う。

そして消毒しないとどうなるかというと、黒いソバカスみたいのが一杯できるのである。
黒星病と呼ばれるものである。

消毒して奇麗なのがいいか、無消毒で見栄えが悪いかというと、消毒のないほうが良いに決まっているのだが、見栄えが悪いと敬遠する人が大半ではないだろうか。難しい問題ではある。

絵でわかるヨーガまんだら入門

絵でわかるヨーガまんだら入門

最近、伊東武さんの本にすっかりハマってしまった。
密教のベースにあるインド的なるものに一歩近づけた気がするのだ。

ヨガの喜び (光文社知恵の森文庫)

ヨガの喜び (光文社知恵の森文庫)

沖正弘さんの本で始めてヨーガを知ったが、その中に「お釈迦様もヨーガをなさっていた」という趣旨のことが書いてあって読んだ当時は我田引水だなと思ったが、それは全くの勘違いでヨーガと仏教は深く結びついて発達したようだということがようやく分かってきた。

真言密教の基本―教理と行証 (1979年)

真言密教の基本―教理と行証 (1979年)

三井英光師の「真言密教の基本」を読んだ時も眼から鱗の思いだったが、伊東武さんの本との出会いも素晴らしい体験であり、出逢いに感謝している。

伊藤さんの本には東洋医学、武術、料理などについても丹念に書かれているが、いずれも私には特に関心のある分野なので、ぴったりくる感じがある。


本との出会いも正しく一期一会なのだと思う。


東武さんの著書でまだ読んでない本があるが結構イイお値段なので買おうかどうしようか思案中。多分買うだろうが…

生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか (PHP文庫)

生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか (PHP文庫)

草刈りの前に飯田史彦先生の講演会のポスター・チラシについて印刷会社の方と相談。
講演会は10月30日なのに、10月23日と勘違いしていたことに気がついた…

ブログでも毎日のように告知してきたので訂正するのは骨が折れそう(涙)

印刷会社の方に手元にあった「生きがいの本質」をお見せして、イメージカラーは“グリーン”にしてもらうように伝えた。

印刷会社の方が帰られた後、本を開くと次のような1節が眼に入った。
いいことが書いてあるなあ…としみじみした。

そして私たちは、この世という修行の場に、何度も何度もくり返し来訪しては、愛すること、許すこと、感謝することの大切さを学びます。人生とは、いわば、生まれる前に自分で作成しておいた、問題集のようなものなのです。それぞれの問題を、解くことができてもできなくても、正解は、問題集を終えるまで見てはなりません。
人生という問題集を最後までやりとげた時、初めて私たちは、自分で用意しておいた回答と照らし合わせ、自分の成長度を自己評価することができます。そしてまた、解かなかった問題を解くために、あるいはいちだんと難しい問題を解くために、自分自身で新たな問題集を編み、それをたずさえて、この世という修行の場を来訪するのです。
(中略)
もう一度確認しましょう。「思い通りにならないこと」こそが、この物質世界が持つ最高の価値なのではないでしょうか。そして私たちは、「思い通りにならない」という「価値ある現実」から出発して、「思い通りにならない人生」をいかに正しく苦悩しながら生き、ふだんは思い通りにならないからこそ時おり出会うことができる「願いがかなうという喜び」を、いかに正しく味わって感謝するかということを、日々の人間生活の中で学んでいるのではないでしょうか。

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宮城県名取市亘理町の今の写真が以下のサイトで見られます。

http://www.flickr.com/photos/ikukoishida/



       【告知】

「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。
期日は10月30日(日)。主催は舞鶴東仏教会です。詳細が決まりましたら、当ブログにて告知を行います。

[決定版]生きがいの創造

[決定版]生きがいの創造


         【告知】

当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後は不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。7月11日に搬出の予定です。
『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2011toku/tenjiku/tenjiku_index.html