お化けより怖いものがでます
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昨日、深夜1時頃。
そろそろ寝ようか、それとも寝る前に田中公明「チベット密教」か岡野玲子「陰陽師」でもパラ読みしてから…と考えていると門前の駐車場に車の止まる気配。
何となく変だな…と思ったのでLEDライトを持って見回りに。
山門のところまで行くと、門を入ってすぐのところに人影が3つ。
賽銭泥棒だろうか…携帯しか持ってきていないし、木刀の1本も持ってくればよかった後悔。
近づいて見ると20歳くらいの若者が3人。
「どうかされました?」
と尋ねると
そのうちの一人が
「このお寺お化けが出るそうですね」
「???」
「顔が普通の人の4倍ある“顔4倍お化け”が本堂の石段から降りてくるって聞きました」
「私ここに住んでますけど初耳です(溜息)」
若者は尚も本堂まで行ってみたそうなそぶりだった。
「ここねえ、マムシがでますよ」
と言ったらかなりビビッた様子で帰っていった。
実際、今年はマムシが多くて庫裏の隣の倉庫からも3匹もマムシが出て来た。
私も日が暮れてからはあんまり境内を歩きたくないのである。秋には熊も出る。
それにしても“顔4倍お化け”が石段から降りてくるとは…
私も妖怪系のネタは好きだが「顔4倍お化け」というのは聞いたことがない。
私は顔も頭も大きなほうだが4倍はない…
それからハチも怖いですね。
老僧は昨晩、布団の中に居たアシナガバチに3カ所も足を刺されて方足がパンパンに腫れていた。
申し訳ないと思いつつ腫れあがった足を見て家族で大笑いしてしまった。
今後はこんなことは無いと思うが、深夜に境内を徘徊している人物を見つけた場合はさっさと警察に通報することにした。子供が小さいので夜間に物音がするとすぐに起きてしまうのだ。これは大変に迷惑である。
というわけでこのお寺は妖怪は出ませんが、夜間に境内に入ると毒蛇、ハチ、警察官、木刀を持った不機嫌な住職に遭遇して痛い目に遭う可能性があります。
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