ラスト・プールと海坊主 楽しくて寂しくて
【山寺の子育て日記】
山寺の近くの千歳というところにコミュニティセンターがあってプールを開放している。
このプールの存在を発見できたのはこの夏の大きな収穫。
今年の夏は親子で何回か行きました。
今日はこの夏のラスト・プール。
【田んぼの中ののどかなプール…】
【無心に遊ぶ幼児が一人】
【背後から忍び寄る海坊主が!】
【二人は仲好く遊びましたとさ。めでたしめでたし。】
子供の頃の海水浴といえば夏の最大のイベントではなかっただろうか。
まだディズニーランドなどという気のきいた施設のできる遥か昔である。
近年は高速道路のおかげで日帰りの海水浴が盛んだが、かっては民宿に泊まっての海水浴が定番だった。
今にして思えばとても質素なバカンスだったはずだが、それがとても楽しかった記憶がある。
なぜだかスコールという泡の出る炭酸飲料やプラッシーなどというオレンジ風味のジュースを飲んだことを鮮明に覚えている。
私が子供の頃はジュースを飲むというのもちょっとした贅沢だった記憶がある。
よほど嬉しかったのだろう。
兼務している山寺は峠を下るとすぐ綺麗な海にでるので夏になると海水浴に来た父の友人や知人を泊めた記憶がある。
大抵、数日だけのお付き合いなのだが、皆とても優しかった。
子供の私も一緒に遊んでもらって仲良くなるのだが、数日たって彼らが帰るととても寂しかった記憶がある。
妻も似たような記憶があるという。
義父の勤務先の保養施設に泊まると、同じ会社の関係者と数泊だけ同宿する。
ちょっとした知り合いになり、数日で分かれが来る。
子供心にそれがとても寂しかったという。
私も夏といえば海水浴が楽しかったことを思い出すが、余りの楽しさにすぐに時間が経ってしまったように思う。
帰る前日の夜など「もう一日しかない!」などとひどくがっかりするのが常だった。
一番楽しいはずの海水浴が実は一番寂しかった。
子供心に芽生えたささやかな有情と無常の結ばれである。
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飯田史彦講演会のお知らせ
演題『生きがいの創造〜こころの復興へ〜』
【期日】 2011年10月30日
【時間】 15:30〜17:30(受付15:00)
【場所】 京都府舞鶴市字浜2002-3 『ホテル マーレたかた』(0773-66-2000)
最寄り駅『JR 東舞鶴駅』
【入場無料】定員160名(但し先着順。定員数になりしだい入場を制限しますのでご了承ください)
【主催】 舞鶴東仏教会
※ 飯田史彦先生の公式HPにて御紹介頂きました
http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/sub39.html
【飯田史彦プロフィール】
1962年、広島県生まれ。経営心理学者、カウンセラー。2009年までの19年間、福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講。2009年3月末で教授職を辞し、「誰のいかなる悩みに対しても、飯田自身が2時間をかけて、完全無料でカウンセリングを行う」という画期的な社会福祉施設、「光の学校」(飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所)を設立。医師や看護師の学会・研究会での講演も多数にのぼり、2007年には京都大学からの依頼で、百周年記念ホール(収容500名)を立ち見多数の超満員にする、「生きがいの創造」と題する伝説的講演を開催。その後も、東京・文京シビックホール(収容1800名)を単独で満員にするなど、600回を超える講演会を行ってきた。ひとりの研究者として、あらゆる思想・宗教団体からの中立を守っている。
著書として、180万部を超えるベストセラーとなり7か国語に翻訳された「生きがい論」シリーズ、代表作『幸せ思考 〜脳と自意識の力で人生を切り拓く』(PHP)、『決定版・生きがいの創造 〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ』(PHP)、『生きがいの創造 Ⅱ 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』(PHP文庫)、『生きがいの創造Ⅲ 〜世界標準の科学的スピリチュアル・ケアを目指して』(PHP)、『ツインソウル《完全版》 〜死にゆく私が体験した奇跡』(PHP文庫)、『愛の論理 〜私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか?』(PHP文庫)、『いのちの伝言』(小学館)など、20冊以上を発表。
毎日数千人の読者が訪れるホームページ、「飯田史彦研究室へようこそ!」のURLは、次のとおり。 http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/
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5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。
【http://www.flickr.com/photos/ikukoishida/】
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当山所蔵の快慶作“深沙大将立像”は7月16日から28日まで奈良の国立博物館に出展されます。その前後(8月末まで)は御不在となりますので、当山の仏像を拝観希望される方は御留意下さいませ。7月11日に搬出の予定です。
『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2011toku/tenjiku/tenjiku_index.html