モビルスーツ掃除機VS古刹  濃いマンガ「きらきらひかる2」

来月、兼務寺院の多禰寺というお寺で法要があるので最近は毎日のように多禰寺へ準備に出かける。

お寺にとっては節目になる法要だが、準備期間がひと月も無いというのがイタイ。

だがプラス思考でこれを機に本堂を徹底的に掃除しようと思っている。



先日、サイクロン式の掃除機を買った。

サイクロン式ということは…溜まったゴミが外から見える。
ここがすごく大事なポイントである。なぜかというと…

私は掃除をして溜まったゴミを見るとすごく嬉しくなるという性分なのである。


変な人でしょうか…



サイクロン掃除機で強力吸引…しかもただのゴミではない。

古い本堂なので掃除の行き届いてないところなど江戸時代のゴミだってありそうではないか…

サイクロン掃除機VS古刹のゴミ

ゴミマニア?にはたまらない対決である。



変な人でしょうか…


ただ、掃除を開始した初日は最初の2時間ほどで気分が悪くなった。
ホコリやカビを吸いすぎたらしい。最近はマスクを標準装備である


実際、掃除機でゴミを集めてみると、普通の家庭ゴミとは一味もふた味も違う。

木材が微粉末になったような、軽くて、色の淡い不思議なゴミが交じっている。


た、たまりませんな…



本堂を入念に掃除していると時々とんでもないものが出てくる。

真言宗の本堂は中央に大壇という結界を張った壇がある。
多禰寺の本堂にはもう一基大壇があって、現在は全く使われていない。
どう考えても不要なのでいっそのことどこかへやってしまおうか…とも考えていた。


大壇には礼盤といって半畳ほどの畳の乗った台が付属していて、僧侶はこれに座る。

掃除しようと思ってこの畳をひっくり返すと、下の基壇に何やら文字が…
そこには文化4年にこの壇が製作されたと記されていた。


文化4年ということは幕末…

フランスではナポレオンが皇帝に即位した頃である。


そんなに昔から本堂に置いてあったとは…


200年以上にわたってこのお寺の歴史を見守っていたのかと思うと、やっぱりおいそれと処分などできない。

破れた古い布のようなものが出て来ても施主と供養の目的が書いてあったりするとやっぱり捨てられない…

本堂というのは長い長い歴史が詰まっているのだ…と改めてしみじみ感じている。



古いお寺を整理するというのはなかなか大変である。

延々と掃除しているとさすがに疲れてくるので時々遊ぶ。



掃除機のホースをはずした本体は何やらモビルスーツの頭部にそっくり。
得意の幻視力でホースは動力パイプに早変わり…

そんなアホな想像で息抜きしております。



いつの間にか多禰寺がパワースポットとして紹介されてました…
http://merosu.com/taneji.html


きらきらひかる2(1) (イブニングKC)

きらきらひかる2(1) (イブニングKC)


しばらくマンガのハズレが続いていたが、最近はまたアタリが増えてきた。

一昨日 中古書店で買った「きらきらひかる 2」第1巻もなかなか良かった。


監察医の主人公天野ひかると同僚の監察医白川の物語である。



白川は成仏できなかった幽霊の姿を見ることができるという特異な能力を持っている。



死体に隠された真実が明らかになる過程で人間の想いの深さがしみじみと心に沁みる。

時々、展開が強引だったりするし、全体的に“濃い”マンガである。
何より絵柄がメチャクチャ濃い。怖いくらい濃い。


だがどこか救いのあるラストに作者の心情の暖かさを感じる。


光っている話の多い素敵なマンガでした。


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       【告知】

[決定版]生きがいの創造

[決定版]生きがいの創造

「生きがいの創造」シリーズの著者である飯田史彦先生の講演会を舞鶴で開催することが決定いましました。

飯田史彦講演会のお知らせ



※※※ 先生のHPでは講演開始時間が1時半となっていましたが(訂正済み)、正確な講演開始時間は下記のとおりです。

演題『生きがいの創造〜こころの復興へ〜』

【期日】 2011年10月30日
【時間】 15:30〜17:30(受付15:00)
【場所】 京都府舞鶴市字浜2002-3  『ホテル マーレたかた』(0773-66-2000)
     最寄り駅『JR 東舞鶴駅
【入場無料】定員160名(但し先着順。定員数になりしだい入場を制限しますのでご了承ください)
【主催】  舞鶴東仏教会

※ 飯田史彦先生の公式HPにて御紹介頂きました
http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/sub39.html


【飯田史彦プロフィール】



1962年、広島県生まれ。経営心理学者、カウンセラー。2009年までの19年間、福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講。2009年3月末で教授職を辞し、「誰のいかなる悩みに対しても、飯田自身が2時間をかけて、完全無料でカウンセリングを行う」という画期的な社会福祉施設、「光の学校」(飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所)を設立。医師や看護師の学会・研究会での講演も多数にのぼり、2007年には京都大学からの依頼で、百周年記念ホール(収容500名)を立ち見多数の超満員にする、「生きがいの創造」と題する伝説的講演を開催。その後も、東京・文京シビックホール(収容1800名)を単独で満員にするなど、600回を超える講演会を行ってきた。ひとりの研究者として、あらゆる思想・宗教団体からの中立を守っている。
著書として、180万部を超えるベストセラーとなり7か国語に翻訳された「生きがい論」シリーズ、代表作『幸せ思考 〜脳と自意識の力で人生を切り拓く』(PHP)、『決定版・生きがいの創造 〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ』(PHP)、『生きがいの創造 ? 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』(PHP文庫)、『生きがいの創造? 〜世界標準の科学的スピリチュアル・ケアを目指して』(PHP)、『ツインソウル《完全版》 〜死にゆく私が体験した奇跡』(PHP文庫)、『愛の論理 〜私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか?』(PHP文庫)、『いのちの伝言』(小学館)など、20冊以上を発表。
毎日数千人の読者が訪れるホームページ、「飯田史彦研究室へようこそ!」のURLは、次のとおり。 http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/



【告知】
5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。

http://www.flickr.com/photos/ikukoishida/