秋の写真帖 永代供養墓
本日は兼務寺院の多禰寺にて留守番。
そんなにお参りも無いので境内を一巡り。
庫裏に住む妹夫婦の様子を見に行ったら軒下に沢山の干柿。
外まわりには椎茸が干してあった。
【鳥よけのネットが張ってあります。白壁に映る柿の影が良い感じです。】
【肉厚で美味しそう。出来が良いねと褒めたらいくつか頂きました。明日は椎茸ステーキ。】
柿の実の写真を撮りにいったら既に収穫されて殆ど実が残っていなかった。
かわりに沢山の柿の葉が散り落ちていた。
柿の葉は黒い斑が入って独特の美しさがある。
先日、多禰寺の永代供養が完成した。
Kさんという老舗の石材店にお願いして古代風の五輪塔のお墓を設計してもらった。
最近は墓石の加工を全て中国で行う石材店も多いがKさんのお店は自社で墓石を加工できる数少ないお店である。
最近、いくつか相談を受けた中に都会に生活基盤があって、故郷のお墓を維持管理できないというものがある。
永代供養墓というのは身よりの無い方やお墓を相続する継嗣の無い方の利用されるお墓というイメージがあるが、いろんな理由で田舎のお墓を維持管理できない方がこういった合祀式のお墓を利用されるというのはひとつの方法かもしれないと思っている。
田舎ではひとつの家系にひとつの墓地があり、さらに故人それぞれに個別のお墓がある。
古い墓地にお参りに行くと何十というお墓があったりする。(お墓といっても簡単な石組だけのことも多い)
しかも古いお墓は山の中に作る傾向があって、これを維持管理していくのはかなり大変なことである。
お寺が墓地を作ったり、合祀型のお墓を作ってそこに墓地を集約するというのは、今後、お寺が檀家さんと関係を結ぶひとつの在り方になるのではないかと考えている。
そうなると法事をしてお墓参りという昔ながらの供養の形態そのものを変えることにもつながる。そんなに伝統的な方法を変えてもいいのか…という逡巡もある。
一方で、供養や葬儀をめぐって急速に多様化や脱宗教化が進んでいることも事実である。
都会ではかなりの割合で葬儀そのものが無くなるつつあるが、そうした変化がいずれは地方へ波及することも間違いない。
社会の価値観が変化するなかでどのように対応していったらいいかというのはかなり深刻な問題である。
この永代供養墓というのは私なりのひとつの試行錯誤の形だと思っている。
【今日も夕焼けが綺麗でした】
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飯田史彦講演会のお知らせ
※※※ 先生のHPでは講演開始時間が1時半となっていましたが(訂正済み)、正確な講演開始時間は下記のとおりです。
演題『生きがいの創造〜こころの復興へ〜』
【期日】 2011年10月30日
【時間】 15:30〜17:30(受付15:00)
【場所】 京都府舞鶴市字浜2002-3 『ホテル マーレたかた』(0773-66-2000)
最寄り駅『JR 東舞鶴駅』
【入場無料】定員160名(但し先着順。定員数になりしだい入場を制限しますのでご了承ください)
【主催】 舞鶴東仏教会
※ 飯田史彦先生の公式HPにて御紹介頂きました
http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/sub39.html
【飯田史彦プロフィール】
1962年、広島県生まれ。経営心理学者、カウンセラー。2009年までの19年間、福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講。2009年3月末で教授職を辞し、「誰のいかなる悩みに対しても、飯田自身が2時間をかけて、完全無料でカウンセリングを行う」という画期的な社会福祉施設、「光の学校」(飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所)を設立。医師や看護師の学会・研究会での講演も多数にのぼり、2007年には京都大学からの依頼で、百周年記念ホール(収容500名)を立ち見多数の超満員にする、「生きがいの創造」と題する伝説的講演を開催。その後も、東京・文京シビックホール(収容1800名)を単独で満員にするなど、600回を超える講演会を行ってきた。ひとりの研究者として、あらゆる思想・宗教団体からの中立を守っている。
著書として、180万部を超えるベストセラーとなり7か国語に翻訳された「生きがい論」シリーズ、代表作『幸せ思考 〜脳と自意識の力で人生を切り拓く』(PHP)、『決定版・生きがいの創造 〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ』(PHP)、『生きがいの創造 ? 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』(PHP文庫)、『生きがいの創造? 〜世界標準の科学的スピリチュアル・ケアを目指して』(PHP)、『ツインソウル《完全版》 〜死にゆく私が体験した奇跡』(PHP文庫)、『愛の論理 〜私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか?』(PHP文庫)、『いのちの伝言』(小学館)など、20冊以上を発表。
毎日数千人の読者が訪れるホームページ、「飯田史彦研究室へようこそ!」のURLは、次のとおり。 http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/
【告知】
5、6月の岩手、宮城、福島の震災被災地の状況が以下のサイトで見られます。
【http://www.flickr.com/photos/ikukoishida/】