山寺の写真帖   舞鶴でちょっと嬉しいニュース 

本日は快晴。

当地で暮らして居られない方にはあまり実感が湧かないかもしれないが、雨の多い当地でこのような晴天はまことに気持ちが良いのである。

いよいよ落葉が盛んになった紅葉も綺麗に見える。





紅葉シーズンもいよいよ終盤。
普段は大変に暇なお寺なのだが、紅葉シーズンの僅かな期間だけ忙しくなる。

11月後半は疲れがでて家族が風邪をひいたり、病院に行ったりする。
昨晩も母親はカマドでぜんざいを焚きながらうたた寝しそうになっているのを見てちょっと可哀そうになった。

数日前も夜に風邪をひきそうなったが、「ここで風邪を引くわけにいかん!」と気合を入れたら治ってしまった。


後、もうちょと…




最近ちょっと嬉しいニュースを見聞。

舞鶴NPO法人「花の懸け橋」という外出支援サービスを行う団体が活動を開始しているとのこと。


【関連記事】
http://www.yuragawa.net/modules/news/index.php?page=article&storyid=431


田舎での生活で車は必需品だが、車を持たない高齢者にとって田舎での暮らしは大変苛酷になる。


買い物や通院、リハビリの為に外出しようとしてもタクシーは高額であるし、運賃の安いバスはバス亭までの距離が遠かったり、バスの本数が少ないなど不便な点が多い。



このNPO法人の主催者であるU氏はもとタクシー運転手をしておられたそうである。

高齢者がタクシー代を7000円〜8000円も使って僅か1000円ほどの買い物をするのが見るにしのびなかったという。

利用者はガソリン代等1000円〜1500円前後の利用費で遠距離の移動ができる。


檀家さんの大半は大浦地区に住んでおられるが、大浦地区は市街地のからの距離が遠く東舞鶴駅から兼務寺院の多禰寺までタクシーだと片道7000円もかかる。


最近は買い物代行サービスもあるが、大浦地区や西方寺地区のようにこうしたサービスが本当に必要な地域は遠すぎて対応して貰えないこともある。採算が合わないということなのだろう。


現在利用者が急増して、応対が大変とのことだが地域で暮らす高齢者にとって切実な問題に取り組んでおられるU氏の活動は本当に素晴らしい。


大変有意義な活動なのでこれからも見守っていきたいと思っている。



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