住職、1500円で極楽往生を味わう 

9月から大きなイベントが3つも続き、ようやく一区切りを迎えることが出来た。


これだけ大きなイベントが続いたのは始めてのことで満身創痍状態である。
というわけで3日ほど休暇を頂いた。


1日目は昼かなり遅く出発して夕方に神戸着。
神戸を訪れたのは初めてである。
道路が複雑なうえに夕方で余計分かりにくく悪戦苦闘。

ルミナリエを見に行ったのですが…


もう終わってました(涙)


だって…常識的にはクリスマスまでやっていてもおかしくないイベントですよねえ?


ホテルはネットで神戸のホテルオークラを5000円ほどで見つけた。
ホテルに着いたのは陽が暮れてからだったので、(ルミナリエも終わっていたので)外出もせず、朝食を食べに泊まったようなものだが、丁寧なサービスと朝食に満足。特に朝食は素晴らしかった。


5000円というと地元のビジネスホテルと殆ど変わらないか寧ろ安いくらいである。
ものすごくお得な気分。



2日目はホテルから20分くらいのところにある神戸花鳥園へ。


園内は珍しい鳥と花が一杯である。
バードショウは15分くらいだが、猛禽類が観客の頭上すれすれに飛行して楽しい。


園の中央に蓮園があり、かなり見ごたえがあった。
室温はかなり高く、園内には無数の蓮が咲き乱れている。
極楽浄土とはこんな感じか…みたいに極楽往生した気分を味わえます


入園料1500円で極楽気分とは安いかも。

極楽というのは綺麗な花が咲き乱れ、鳥が歌う…という熱帯的イメージがありますので、この花鳥園をつかって極楽のイメージを膨らませたのでございます(←「蜘蛛の糸」風に)

蜘蛛の糸 (280円文庫)

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蓮というのは仏教では大変に重要なモチーフである。

智慧や慈悲の象徴であり、極楽往生の象徴であり、悟りそのものの象徴でもある。
ヨーガではチャクラを指す場合もある。


蓮園を見ていると、蓮というのは放射状に広がっていく様子が良く分かった。


【世界最大級の蓮であるオオオニバス。やはり放射状に葉が広がっている。中央に根茎の中枢がある】


この形状は密教で用いられる曼荼羅胎蔵界曼荼羅)とよく似ているように気がした。
往時のインドの人々は蓮の観察からヒントを得て曼荼羅を思いついたのではないか…
とはいつもの妄想である。


「お父さん、何考えてるの?」
「極楽に行きたいなあって…行けたらいいな」

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