サンタクロースはいずこに　　太田垣康男「FM　D＆D」8巻

いよいよ本格的に雪。クリスマス寒波到来である。

標高の高い山中にある兼務寺院では４0〜50センチ以上の積雪の模様。
近日中に参道と屋根雪の除雪に行く予定。

昨日は兼務寺院の檀家さんら数名と年度末の会議。
議事の前に、一人の檀家さんが「サンタクロースを見ました」と愉しい発言。

最近、クリスマスイブにサンタクロースが10数名トラックに乗ってパレードをしているというのだ！
しかも市街ではなく漁港や山間部を廻っているらしい。
詳細は不明だが一度観てみたい。

娘に「サンタさんはどこにいるか知ってる？」と聞いたら…

「幼稚園」

というお答。
最近、あちこちの幼稚園や保育園のクリスマスイベントに参加してからそう思ったらしい。

妻と娘は朝からクッキー作り。
本日は黒砂糖、黄粉、抹茶などを使った和風のクッキーである。

私が手伝おうとすると…

「お父さんには無理やから」

などと言う。

あんた2歳児ですよ…

友人のブログを読んでいたら、小学校6年生の娘さんが「サンタはお父さんとお母さんなの？」と質問されたと書かれてあった。

メチャクチャ可愛い…

今時の子供なら早々とサンタクロースの正体を知っていそうなものだが、ウチの娘もこんな可愛い子に育ってほしいものである。

老僧も子供の頃クリスマスツリーを買ってきてくれた記憶がある。
推定で40年近く前のことなので、そんな昔の記憶があるということは子供心によっぽどワクワクしたのだろう。

クリスマスが単なる物欲を刺激するだけの日になるなら詰まらないが、家族を楽しませたい、家族を喜ばせたい…という思いを伝える日になるならいいことだ。

日本人は家族に対して素直に愛情や感謝を表現することが下手であり、苦手である。
クリスマスというのはそんな日本人への神様からのプレゼントなのではないだろうか。

ようやく太田垣康男さんの「フロントミッションD＆D」8巻が発売。

購入する書籍は全てといっていいくらい古書だが、発売と同時に新刊を買っている唯一の漫画である。

半端でないロボットへの情熱と戦争への冷徹な視点。

ファーストガンダムを見て、敵にも正義があるという戦争観と内容のリアルさに大きな影響を受けたが、「フロントミッション」シリーズでは戦争の大義すら否定してその狂気と不合理さを突き詰めようとしているように思う。

【オマケ】

小藪氏の話の上手さに時々唸ります。お見事…

にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます！
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします（＾人＾）