人生の光と影を乗りこえる鍵


ある女性タレントが霊媒に「洗脳」され、大きなトラブルの渦中にいる。




報道されていることは真実の一部でしかないが、そのタレント氏がどこかで何か大きなミスを犯したことは確実なようである。


芸能界というのは華やかであり、一夜にしてスターが生まれる半面、スターが奈落の底に転落してゆく姿を眼にすることもある。



こうしたニュースを見聞すると人生の光と影の部分を意識してしまう。


単純に言ってしまうと誰の人生にも光と影の部分があるが、大抵は自分の影(不幸)に意識を向けがちだだが、自分の中に光(幸福、幸運、恵まれていること等)があることにはなかなか心を向けられないということである。


人生でいろんな幸福と不幸を体験するとその“経験値”によってことに気づくことが多いし、成功までの道のりが長くてもやはりそのことに気づくことが多いようだ。


本人の努力にせよ、偶然にせよ短期間で大きな成功を手にするとなかなか大切なことに気が付けないことが多い。


先日、駅である檀家さんに遭って少し立ち話をした。


その檀家さんから今直面してる“大変なこと”について聴きながら、確かに大変だなあと思いながらこの檀家さんが家族に恵まれ、、或る意味とても幸福な面を持っていることを想い出したので、そのことに触れると、檀家さんの顔が急に明るくなって、気持を切り替えられたように見受けられた。



自分の幸福を棚に上げて、自分の不幸を嘆くのは私だって常のことである(苦笑)


言い換えるとそれは自分の幸福を粗末にしていることと言えるかもしれない。
そのことは自分にまた悪い形で帰ってくることが多い。


逆に自分が大きな成功をして自分が幸福だと自覚している時、自分にとって大切なものを見失ったり、周りを大切にできなくなっていることも多い。


不幸にあっても心折れず、幸福の中にあっても確かなものを見失わない…
その鍵になるのはありきたりだが感謝する心であるように思う。




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