人気者のパン屋さん 生物の不思議な進化
西舞鶴のインド料理「カラチ」に出かけたら閉店の張り紙が…
気に入っていたお店だったのに残念…
- ジャンル:パン
- 住所: 舞鶴市字本51番地
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- (写真提供:7sora)
仕方が無いのでマナイ通りで見つけた美味しいパン屋さん「パン工房 コムギ屋」さんでパンを買おうと思ったら、店中には食パン数個とアンパン3つしか残っていない。
しかたなく老僧夫婦にアンパンを2個買って帰ってきた。
地元で大人気のお店らしいが、夕方早々にこの状態とは…
どんなけ大人気なのよ…
- 作者: 南雲吉則
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/03/03
- メディア: 文庫
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昨日、信者さんから借りた本に面白いことが書いてあった。
野菜と果物の違いは何か?
八百屋に売ってるのが野菜で果物屋で売っているのが果物。
…ではなくて
野菜は「食べられたくない」。果物は「食べられたい」。
なのだそうだ。
野菜は食べられることを避けて緑の保護色をしているが、果物は食べられることで種子を広く、遠くへ運んでもらう。
果物は甘く、良い香りがする。完熟してくると明るい色になって周囲から際立つ。
それによって動物=摂取者=播種者をひきつける。
一方、種子は固くて容易に噛み砕かれない。
それどころか種の中に毒があって噛み砕かれないようになっていたり、種子の周りにゼリー状の膜があって、滑らかに体内に入っていくとか、本当によくできているなあと感心である。
一方、食べられたくない植物はどうするかというと、容易に食べられないような仕組みをいろいろ持っているのだという。
例えばお茶。
お茶の天敵はハマキガという蛾の幼虫である。
お茶はハマキガの幼虫が消化吸収障害を起こさせる物質を体内に備えるようになった。
それがお茶のタンニンである。お茶の渋みのもとになるポリフェノールである。
お茶に痩身効果があるとされるが、これはお茶のタンニンが消化吸収阻害の働きをしていると考えられる。
但し空腹時にタンニンを摂ると低血糖になる可能性がある。
また育ち盛りの子供や病人は栄養をきちんと取る為にもお茶のとり過ぎに注意すべきだろう。
植物の芽や卵にはプリン体という遺伝子成分が含まれていてこれは痛風の原因と考えられる。
芽や卵を食べられるとその種は繁殖できない。
したがって生殖細胞を食べると病気=痛風になるような仕組みによって芽や卵を食べられないようになっているのだという。
ビールも痛風に良くないとされるが、ビールの原料である麦芽はプリン体をたっぷり含んでいるのだという。
いかに食べられないか、いかに食べられるか。
生物の多様で巧妙な仕組みは誠に不思議という他ない。
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