お彼岸でバタバタ メール便は春の磯の香り


本日は彼岸2日目


午前中は松尾寺の彼岸法要に出仕。帰山して檀家さんからの相談1件。
それが終わって庫裏での法要が1件。夕方から檀家さんの相談1件。


普段は暇なのに用件というのはなぜか重なる傾向があるのが不思議である。



庫裏でふすまを閉めようとしたら右寄りの柱の上端と左側の下端に隙間があることに気がついた。


4枚の襖の枠の右上と左下に隙間があるということは長方形であるはずの枠がひし形に歪んでいることになる。どうやら雪の影響らしいが一体どうしたものか…


お彼岸に法要や檀家さんからの相談が重なってバタバタしている。


昨日は法要で使う御供えとお世話になっている方のお見舞いの果物をスーパーで買って、果物カゴに気をとられて、御供えをスーパーに置き忘れてしまった。気がついたのは昨日の夜遅く。


法要に間に合わないので松尾寺の彼岸の出仕の後、僧衣で忘れものをとりに行ったがかなりカッコ悪かった(恥)



【岩ノリ。厚手のビニール袋に入っていて光を反射するので上手く撮れません】





【手前がしぶな。岩ノリと混じって生えているそうです】




この時期出回るワカメの新芽を乾燥させたものは滋味があって、繊細な味がまことに美味なものである。


八島通りの商店街のなかに産直品を扱っているお店があり、そこで珍しい海産物を見つけた。


「岩ノリ」と「しぶな」という海藻である。





“しぶな”というのがどういう海藻か知りたかったのだが、方言なのかネットで調べてみたが詳細は不明。


岩のりは黒褐色をしているのに対して、しぶなは少しくすんだ緑色である。ワカメに似たとても綺麗な色である。


私が買った岩ノリは冠島で採れたものを乾燥させたものとのこと。




のりをフライパンであぶって食べたり、みそ汁に入れてみたがまことに美味しい。


特にみそ汁に入れた時の歯触りや風味は絶佳である。


しぶなもやはり磯の香りが素晴らしかった。





こうした海藻はわかめに比べて出荷量が少ないらしく、お店にも殆ど残っていない。


決して沢山食べる必要はなく、春になったら何回か食べて春が来たと実感できたらそれでいい。
春先の山菜のようなものか。丹後の田舎の贅沢といえるかもしれない。


ただ都会に居る友人や知人には少し食べてみて貰いたい気がする。


乾燥ワカメもいろんな方に送ったが、好評の様子だからだ。


お店の方によれば岩のりもしぶなもこの時期、僅かに出回るだけなのだそうだ。


説明によれば波打ち際に生えていたものを水洗いして簾に干したものらしい。
薄くて平べったいので、試してみるとA4サイズの封筒に入る。これなならメール便で送れそうである。


来年はもう少し沢山買って、御世話になった方にメール便で送ろうと決めている。



【オマケ】

気合の入った漫才。素敵ですねえ。



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