スケールの大きなジョーク 仲善きこと 新緑の愉悦
【昨日の御リス様】
先日、地元の大きな禅宗のお寺の晋山式に招かれた。
祝辞の最後に
「人生ではここ一番という決断の時がくる、その時はウチの舞台を貸してあげるから思い切ってやりなさい」と言われ、ややあって満座の笑いが起った。
俗に「清水の舞台から飛び降りるつもりで」などというが、清水寺の管主さんだけに「ウチの舞台を貸してあげる」と言われたのだ。
なかなかスケールの大きなジョークではないだろうか。
本日は多忙な一日。
午前中は来訪者3組。
行政関係の視察、同級生の来訪、団体参拝の下見にこられた御寺院様のご訪問などなど。
地元の同級生が境内のバショウを所望されたのでさしあげることにした。
今日は御夫婦揃って、作業着姿でバショウを採りに見えた。
いつまでも少年の心を失わない御主人とその御主人を優しく、大らかに見守っておられる御夫婦の姿がとても素敵だった。
妻が「夫婦の鏡よねえ」としみじみ…
午後は法要一件。夕刻は地元仏教会の会合。
今月の大きな行事は本日でひとくぎり。やれやれである…
法要というのは野生生物の保護や研究に携わっておられる方々からの依頼で鳥獣慰霊供養祭を執り行った。
アライグマに詳しい方も居られたので境内の諸堂も見て頂いたが、まだまだ新しい爪痕があるとのこと。なかなか油断できない…
境内の新緑はまことに心地よく、とりわけ三重塔付近は瑞々しい空気に包まれていた。
時間の経つのも忘れていろんなことをお話した。
多分、私は今日の心地よさをずーっと忘れないと思う。
それほど心地よい時間だった。
新緑の愉悦…
人生の愉悦…
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