清水寺の謎  お寺でルンバ 

【本日の御リス様】



病が語る日本史 (講談社学術文庫)

病が語る日本史 (講談社学術文庫)



先日、酒井シヅ「病が語る日本史」(講談社学術文庫)をパラ読み。



日本の医療史を発掘する興味深い本である。



気になったのは明治期に日本にやってきた外国人が日本人に眼病が大変多いことを書き記していることである。




当時は眼病から来る失明者も大変に多く、外国人による進んだ眼病治療に大変好評を博したという




寺社の縁起には眼病平癒にまつわるものが多い。



西舞鶴にも同様の縁起を持つ寺院があったとされる(現在は無住)。



当山の波切り不動明王白河天皇の眼病平癒に霊験があったとされる。




往時に人々にとって眼が癒えることについては貴賎を問わず大変切実な願いを持っていたのだろう。




清水の舞台で知られる京都の清水寺といえば知らないものの無い名刹だが、清水寺(「きよみずでら」「せいすいじ」)というお寺は全国に90か寺あまりあるそうである。




眼病を患った日本人が多かったことから、霊験ある綺麗な水で眼を洗うことで眼病の平癒を祈願するという素朴な信仰に結びついたのではないかと考えている、




寺名だけでなく、山号院号に「清水」という言葉を含む寺院まで考えればさらにその数は増えるに違いない。




現在、市内の大きな禅宗寺院が落慶間近である。



道路沿いなので、本堂の出来あがってゆく様が手に取るように分かる。



近年稀に見る大規模な落慶で、お披露目が楽しみである。



先日、関東に行った際にむこうのお坊さんとお話したら、「本堂でルンバが掃除してます」とのこと…




iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 537 白色

iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 537 白色



落慶のお祝いにルンバを贈ろうか…



ウチの古い本堂みたいに段差だらけではないだろうからルンバが綺麗に掃除してくれるにちがいない。



いっそのことルンバに「小僧」とか「珍念」とかいう愛称をつけたらどうだろうか。



「本堂で小僧の珍念が掃除しています」


みたいな…




ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)