早朝の座禅は不思議… 「大和なでしこ整体読本」 分別の幸せ不幸せ

郷土資料館に「舞鶴のあゆみ」が無いというのでてっきり絶版かと思っていたら、知人が市役所で見つけて購入して届けて下さった。


大恐縮…


それにしても「舞鶴のあゆみ」のような歴史資料がなぜ郷土資料館に置いてないのか、不思議といえば不思議…





今朝はめったにないことだが午前3時頃眼が覚めて眠れなくなった。


本やPCを開くという気分ではなかったので座禅。


3時頃、細々と聞こえていた鳥の声が暫くすると数が増え、頻りに聞こえるようになる。


その感じがとても心地よい。


内仏(庫裏の中の仏壇)の前で座禅していたのだが、いろんな思いを残して亡くなったある方の御位牌が眼についた。



すると…


カタカタカタカタ…


と乾いた、不思議な音がどこかで聞こえた。


…あれっ?


…もしかして…


…ラップ現象?(怖)


それからしばらくして今度は


…ドスン…ドスン…ドスン…


重いものを引きずるような音がキッチンから聞こえる…


そういえばキッチンの窓の鍵を掛けていなかったことを思い出した。


「お寺の庫裏の台所の窓から泥棒が侵入して住職と鉢合わせした」


というニュースを思いだした


見に行こうか…(悩)


しばらくして今度は


…ウィンウィンウィンウィン


と機械音が…


機械音…?


………



…不思議な音は全て…



タイマー予約したホームベーカリーの駆動音でした(恥)




アマゾンのマーケットプレイスから届いた「大和なでしこ整体読本」を高速パラ読み。


整体とマクロビオテックをベースに書かれていて、タイトル通り主に女性向けの内容。


正しい姿勢、身体の温め方、手足の指の鍛練、肌のアンチエイジング、玄米食、整体的ヨーガなど基本的でトータルな自己管理の方法が述べられている。




当山は関西花の寺25か所の札所になっている。



一番札所観音寺(福知山)→ 二番札所楞嚴寺(綾部)→三番札所(金剛院)



という順でお参りされる方も多い。


【関西花の寺二十五カ所】http://www.hana25.com/


楞嚴寺はミツバツツジ、金剛院はもみじが主たる花であるが、今はアジサイ寺観音寺の最盛期である。



観音寺は花の寺の中でも最も寺観の整ったお寺のひとつだろう。



そして満開のアジサイが数万株…



その美しさに魅了される人が多いのも当然である。



ところが当山はこの時期は特に花が咲いていない。強いてしいていえば新緑のもみじか。



だが花の寺という看板を見て1年中花が咲いていると思ってこられる方もある。



観音寺で満開のアジサイと綺麗な伽藍を見て、当山にくるとがっかりする人も多いらしい…



オフシーズンに来られて「ここは何にも花が無い」などと言われることにも慣れた。



だいぶ打たれ強くなったのである(笑)



花のあるのが良いことで、花の無いのが悪いこと…というのは一種の分別(ふんべつ)である。



その分別が人を縛り、人の幸せを妨げることもあるのではないだろうか?



幸せ不幸せというものの多くは実は私達の心が造り出しているのではないだろうか。



「花がないですね」と言われるたびにそんなことを考える。



そしてその人の分別を感じながらも「花がなくてすいませんね」と謝る日々である。


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